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KZ Merga 〜KZらしさが無い万人向けイヤホン?〜 #PR

はじめに

キャンペーンに当選し、「あげるよ、だからレビューして!」と言われたのでイヤホンレビューを初挑戦。
私、「カタログスペック高ければ満足するんでしょ?」という設計の製品が好みです。 かつ、カタログスペック以外の要素で期待を超えるとなお好みです。
イヤホンにおいて、現在のKZはこれにぴったり当てはまるメーカーだと感じています。 値段に比して多数のパーツを搭載してカタログスペックを盛っていたり、だからといって音以外の品質だけ見ても値段以上の質感を持っていたり。
これ以外にも同社のイヤホンをいくつか保有して全てに満足していますが、「1000円でこの音が出ちゃっていいの?」という驚きがあったり、「他社製1万円のイヤホンを買ったけど、出番が無くなった…」という現象が起きたりしてます。このメーカーのファンがある程度いることも理解できます。

なお、今回のイヤホンの商品ページはこちら。
13.99ドル。



外観

このメーカーの「いつも通り」という感じ。いわゆるシュア掛けと呼ばれる方式で耳につけます。

フィット感に優れるとよく評されますが、私の耳には可もなく不可もなく。

透明ボディの中に見える丸い部分に、ダイナミックドライバー(音を出す部品)が2個入っています。 普通は1個あれば音が出る中に2個。こういうところがカタログスペック盛っている要素です。

直径は10mm+8mm。大きいと低音が出やすいため、いわゆるドンシャリイヤホンかな?と期待していたのですが、この期待とは真逆ともいえる音質でした。

音質評価

ドンシャリとは違うな、という第一印象。

低音量は(KZの中では)肩透かしを食らうほど比重が軽く、、中高音にピントが合ったような感覚。音の明瞭さは十分にあり、ボーカルが男女問わず非常に聞きやすい。これがいわゆる美音系というやつでしょうか。

同社イヤホン 「Castor Harman Target version(スイッチ全てOFF)(以下、白Castor)」 と比較を試みました。

名前の通り「ハーマンターゲット(多数の人にとって好ましいと感じられる音質基準)に準拠している」というメーカーを超えた特徴を持つことから、基準としやすいと判断。また、ダイナミックドライバーが10mm+6mmというMergaと似た構成であることもあり、どう違うかな?と。

で、比較すると重心が異なるなという感想。白Castorの方が低音に重きを置いていて、中高音はMergaの方が強調されている。白Castorではある意味味気ないと感じていたのですが、そのような印象はMergaでは抱きませんでした。


音質評価(Splatoon3)

音を重視するゲーム、これくらいしかやっていないもので…

遮音性の高さは十分以上。

長時間使うのに非常に適しています。聞き疲れしない・迫力が無いわけではない・フィット感は十分。 イヤホンのことを気にせずに使用できたので、総じて十分ではないでしょうか。


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