ギャン蟲無惨
憎しみあう者達がいた
骸は野に朽ち
御魂は血に染み
絆は 刃に分かたれた
闇についえし真心が泣く
ギャンブル中毒者よ 死に候えと
ぴょ〜♪(以下略)
甲賀忍法帖流れるとテンソンあがるけど
実際次負けることがほとんどですよね。
おらっすジュゲム2号艇です。
今回は前回の続きだから何を書こうか
全く迷っていません。
(意識高い系の話になります。)
精神病院にインシテミタ話
正確に言えば自分の場合は半強制か。
強制入院ではありません。
精神病罹患者に対して精神保健指定医の判断によって以下の4つがあります。
・任意入院
・医療保護入院
・措置入院
・応急入院
何が違うかって?
自傷他害の可能性がある場合はもれなく措置入院。
入院の必要があるのに本人が嫌がるけど家族もしくは医師の判断で入院させられるのが医療保護入院。
応急入院はどう考えてもやばいけど家族の同意が得られない場合は72時間にかぎって入院できるよ!
なので、自分の場合はどうしても嫌がってたとしたら医療保護入院させられたってわけさ。
今回は最終的に自分の意志で入院を決めたので任意入院!
病棟内だと、医療保護?任意?って患者同士で話になること多いからここ覚えといたほうがいいですね!
閉鎖病棟ってどんなとこ?
みんながイメージするこういう部屋に閉じ込められてなおかつ縛り付けられる…
なんてことはありません。
(注:措置や応急で入ってきた人で自傷、他害の恐れがある人はその限りではない)
わいも動揺からか入院当初は微熱があり
コロナが流行ってたのもあり上記のような部屋に入院して3日間は閉じ込められました。
(室外に自由に外出不可)
が、基本的には四人部屋の大部屋です。
病棟内はだいたい20〜30人くらい
年齢層は本当に様々で10代〜70代
患者は依存症、パーソナリティ障害、不安障害、双極性障害、統合失調症と精神に異常をきたしてしまってるひとのバーゲンセール
慢性期病棟と急性期病棟の2つがあって基本的には急性期病棟です。
慢性期病棟は罹患して長い人がいく=症状も重い人が多く会話が難しい方が多い場合もしばしばのようですが
急性期は理性保ってる方が多かったです。
じゃあ閉鎖病棟ってなにが閉鎖されてるの?
治療プログラムのときか外出届けをださなければ基本的には出れません。
が、主治医の判断によるので出るのがザルな人はザルです。
ワイは比較的ザルでした。まぁ、思いの外がちがちに堅苦しいとこではありませんでした。
2号艇の診断は?
気になる診断名は
コントロール障害(病的依存)
コントロール障害とは…
脳と依存対象の相性が合っていると、一度スイッチが入るととことんまでやり続け、自分の意思で、量・頻度・場所・状況などをコントロールできないこと。
その結果、本人や周囲の人、関わった人が損害を被るようになることが多い。
大別すると
・物質依存(アルコール・タバコ・薬物等)
・プロセス依存(ギャンブル・買い物・盗癖・SNS等)
・関係依存(性依存・DV・ストーカー等)
に分けられるけど、この障害の肝は
他人に迷惑をかける
これにつきると思います。
要するに自分の趣味嗜好にあったものが突き抜けてしまってコントロールできなくなった状態ですが、
その状態で家族、友人、知人、ひいては社会に迷惑をかけてしまったらもうそりゃコントロール障害ですわ。
ギャン中とかアル中とか甘えやんけ
やめようと思えばやめれるやろ
やめれないのはやめたくないだけやん
ってよく思われますよね。
社会もいまだに依存症への理解は及んでないからこういう見方は消えないし
なにより本人、当事者たちもそういう考えに帰結することがしばしば。
迷惑を被ってる家族や友人も
ぶちころすぞ!って思うのも無理からぬことだけど、
病気だからしょうがない、理解してくれ!
とおしつけるのも酷な話。
依存症ってのはなかなか難しい問題だと思いますですねぇ。
part2へ続く…。
次回は病院での治療プログラムがどんなことをするのかと病院内であった事件のお話をしたいと思います。
おらっした。