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【卒業ブログ】#4(愛知工業大学 4年 加藤 剛)

「東海学連審判部」が発展していく理由

愛知工業大学4年 加藤 剛(審判部長)

なぜ審判をはじめたのか

東海学生サッカーリーグを担当している審判員は、ほとんどが各県協会に所属している審判員です。
その派遣依頼から、試合会場に来場していただき試合を担当していただくまで、サポートをする役割は連盟内では審判部が担っています。
私がそんな東海学連審判部の存在を知ったのは、愛知県サッカー協会の事業に高校3年生のときに参加させていただいた際に、審判部にも在籍している皆さんと出会ったところからでした。
高校生で怪我に悩み、サッカーとは別の関わり方を模索していたそんな頃、審判員としての景色を見てみたいと、審判部の門を叩いた私はそこから、審判員としてのスキルアップはもちろん、各種試合の『運営』としての審判活動もするようになりました。

審判部の活動とは

さて、審判部には3つの活動方針があります。
①『東海学生サッカー連盟を、審判部という立場から支える』
②『審判員としてのスキルアップを図る』
③『一人の社会人として心身の成長を図る』
①については、先述した役割はほんの代表例です。
東海学連を「審判」の側面から支えようと考えると、多くのことができます。
「審判員として試合を担当し、自他ともにレベルアップを図る」「各種公式戦の審判員を手配する」「昇級のための研修会を実施する」といった審判部として担っている部分のほか「各チームからの帯同審判員の数を増やす」という、各チームの方々に実際にお力添えいただいている部分もあります。
②については、審判員個人としての部分です。
東海学連の審判部は、部員全員が審判員としてのスキル向上を目指している人の集まりです。そのため、毎月オンラインで自分達が担当した試合映像を用いた研修会を実施したり、試合の観戦に行ったり。長期休みには大会にも参加し、審判員としてのスキルアップを図っています。
審判部では③を『人となり』と呼び、特に大切にしています。
試合会場や各連絡などにおいて、各チームや協会関係者など多くの方々と接する機会が非常に多く、その中で豊な人間性を育んでいくことを期待しています。
審判部の良さは、この3つがそれぞれ相乗効果となって成長できる点だと感じています。

私個人が感じること

そんな審判部で活動するにあたって、私個人として、辛いこと、悔しいことはもちろん数多くありました。
夏場は東海の特徴である『台風』『高温多湿』から試合直前の延期が度重なり、多くの協会関係者・審判員やアセッサーの方々にご迷惑をおかけし、東海学生サッカーリーグ戦の魅力を下げてしまっているのではないかと悩んだり、全日本大学サッカー連盟による各地域の若手審判員の強化事業に多くの同期が参加している中、自分はその舞台に立てなかったり。
特に後者では、そこに参加した審判員の仲間が個人だけではなく「東海学連の審判部員」としての評価を受け、帰ってくる姿に悔しさを感じる一方で、東海学連審判部に所属している以上は下手な真似はできないと刺激になってもいました。マイナスな気持ちだけにならなかった理由は、常に競い合い、刺激を与え合い、時に励ましあったり支えあったり。苦楽を含め、多くのことを一緒に感じてきた仲間の存在だと確信しています。

最後に

先ほど、審判部の良さは「3つがそれぞれ相乗効果となって成長できる点」だと表現しました。どれを取っても、自分1人では決して成長することができません。だからこそ、多くの人の支えは私にとって非常に大きなものでした。先輩方はどの側面を取っても、私や後輩の手本となっていました。うまくいかない時は手を差し伸べてくれる仲間たちに囲まれました。そんな「人となり」を大切にしている組織だからこそ、東海学連審判部は時に優しく時に厳しく、目的を見失うことなく成長できる環境であり続けているのかなと思っています。

  • 加藤 剛(かとう つよし)

  • 学年:4年

  • 大学:愛知工業大学(経営学部)

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