◇Juerias 会社設立5年目突入！特別インタビュー◇

皆さん、こんにちは！
Jueriasのヒロです。
2021年も5月に入りましたが、いかがお過ごしでしょうか。

さてさて、Jueriasは2016年4月に「合同会社Juerias LGBT Wedding」を設立し、2021年で5年目にはいりました！
そこで、設立メンバーである野崎映里さん（以下、えりちゃん）にインタビューをしてきましたのでぜひご覧ください！

ヒロ
えりちゃんと共同代表 七崎（以下、ななぴぃ）の出会いなどは、ななぴぃの著書「僕が夫に出会うまで」にも出てきたと思うけど、えりちゃんはもともとウエディングのお仕事に興味があったの？

えりちゃん
ななぴぃと出会った学生の時は、まだ将来の仕事は漠然としか考えていなかったんだよね。
ななぴぃからのカミングアウトをうけたときに「結婚式を挙げたい」というななぴぃの夢を聞いたんだけど、ななぴぃは「日本では同性同士で結婚式は挙げられないんだよね……」という話もしてて。
それを聞いたときに、「結婚式は挙げればいいじゃん！」って単純に思ったんだよね。
それで、ななぴぃに“結婚式は挙げられる”という証明をしたいと思って、サプライズ結婚式を計画しました。
それが、ウエディングに関わる仕事をしたいと思ったキッカケかな。

ヒロ
なるほど。
じゃあ、そこからJueriasという団体を設立しようとなったキッカケはあるのかな？

えりちゃん
サプライズ結婚式のときは、団体にするということまでは全然考えていなかったんだよね。
結婚式を体験したななぴぃから、「自分と同じように結婚式を挙げたいと思っている人達の為に団体を設立しよう」とお誘いがあり、そこに賛同する感じでJueriasが誕生しました。

ヒロ
えりちゃん達が企画したサプライズ結婚式が、ななぴぃの想いを後押ししたんだね。
Jueriasが誕生してから会社設立までは数年の期間があると思うけど、会社を設立するにあたって、えりちゃんの想いはあったのかな？

えりちゃん
当時の私にとって会社設立に夢は漠然としていて、現実的ではなかったんだよね。
ただ、ちょうど同じ時期に会社設立に詳しい方など、必要な人材が集まってきて、沢山の方に背中を押してもらって会社設立を実現することができました。
私としては、Jueriasの一員として活動をしてきて、まだまだLGBTQ＋の方々への風当たりが強いことも感じていたから、会社を設立することで世の中への働きかけも強めていきたいという想いもあったかな。

ヒロ
えりちゃんはLGBTQ＋当事者ではなく、シスジェンダーだよね。
自分はゲイだから、アライのえりちゃんの存在がとても有難いと思っていたんだけど、申し訳なく思うこともあって。
アライとして、ここまでJueriasで活動してこれた理由とかあるのかな？

えりちゃん
これは、いろんな人から聞かれる質問だね……。

学生の時、ななぴぃから「彼氏（パートナー）がいるから幸せということではなく、日本にはいろいろな障壁がある」という話を聞いて。
その時、私は「なんで日本では同性での結婚が出来ないのだろう」と単純に疑問に感じたことを今でも覚えてる……。
そして、私にできることは何だろうって考えて行き着いた答えが、今私がJueriasで活動している理由です。
だから、日本でも同性婚を挙げられるようになって、そしてJueriasでプランナーとして、少しでも多くの方のウエディングをサポートしていくことが私の目標になっています。

ヒロ
ななぴぃとの出会いが、えりちゃんにとって人生の大きな転機になっていて、そして今のJueriasの活動につながっていたんだね。
これまでのJueriasの活動を振り返って印象に残っていることはありますか？

えりちゃん
やっぱり結婚式当日まで準備をしてきて、当日を迎えることが出来た時が何よりも嬉しいときだな～。
LGBTウエディングはまだまだ一般的なものではないので、挙げられることの尊さやお二人の熱い想いをいつも感じています。
参列者の方々にも特別な想いがあって、とても幸せな雰囲気が溢れる時間なんだよね。
その時の皆さんの笑顔を見ると、「この仕事をしていてよかったな」といつも思う。

ヒロ
今後、Jueriasとしてえりちゃんがやっていきたいことはありますか？

えりちゃん
これからも、結婚式を挙げたいと思ってくれている人が、挙げられる場をつくっていきたいです！
出逢いの場から結婚式まで、Jueriasでサポートできるようにしていきたいと思っています。

ヒロ
ありがとうございます！
自分もJueriasの一員として、一緒に頑張っていきます！
では最後に、読んでくださっている方々へメッセージをお願いします。

えりちゃんより、皆さんへのメッセージ
Jueriasのメンバーはそれぞれの立場で色んな想いで活動しております。
それらも含めて、Jueriasという存在を沢山の方に知っていってほしいなと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました！
これからもどうぞよろしくお願いします！

以上、えりちゃんへのインタビューでした！

Juerias設立までの軌跡は、ななぴぃの著書「僕が夫に出会うまで」にも少し出てきます。
またこの本は、先月の22日にコミカライズ版も出版されまして、漫画のなかでは「Juerias LGBT Wedding」と描かれた１コマも出てきます！
ぜひ合わせてご覧ください。

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今後も、様々な方へインタビューをおこなっていきたいと考えておりますので、お楽しみに！

合同会社Juerias LGBT Wedding
ヒロ