セクシュアルマイノリティの私が仕事で抱える悩み
こんにちは!
Jueriasのヒロです!(^^)!
2021年も4月になり、新生活が始まったり新天地でのお仕事をスタートされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、私がセクシュアルマイノリティとして仕事で感じる悩みを書いてみたいと思います。
上司との1on1(目標設定)
私の現在の職場では、月に1回、上司との1on1をすることになっています。
1on1は、目標の確認や進捗の確認、悩みを抱えていないかなどを上司が確認する場なのですが、上司にはカミングアウト出来ていない為、困ることがあるんです……
①プライベートの話がしずらい
上司は部下のことを知ろうと、プライベートの話も聞いてきてくれます。
これはメンタルヘルスの観点から、「プライベートで悩みを抱えていると仕事にも支障が出る場合がある」ということがある為、確認をしてくれているそうです。
その上で、プライベートの話となるとどうしても結婚などの話になりやすく、その度になんとかして話をうまくかわしています……
②目標設定
目標設定の際に、短期目標と長期目標を書かないといけないのですが
「なんの為に仕事をしているの?」
と聞かれると、返答に困ってしまいます……
私は“誰かの役に立ちたい”“関わる人を笑顔にしたい”という想いが強く、目標設定の際も、そういった目標を掲げていました。
ですが、ある時上司から
「良い目標だと思うけど、自分自身の目標はないのかな。例えば、5年後までに年収を○○万円にしたいとか、マイホームを建てたいとか。成果の分かりにくい目標だと長続きしないことが多いよ。」
と言われたことがあるんです。
正直、私は結婚することや家庭を作ることを考えることが出来ず、5年後の自分を想像することが苦しくもありました。
ただ、上司が言っていることも正論で、“誰かの役に立ちたい”といった目標ですと、周りの反応や言動に一喜一憂してしまうことになります。
振り返ってみると、何度か転職してしまっている原因も、その目標設定にもあるな…と感じています。
会社の飲み会
これは憂鬱ですね……
私は、いまはほとんどの飲み会を断るようになりました。
会社の周りの人はほとんどが既婚者で、飲み会になると、どうしても恋愛の話になり、未婚者の私に話を振られることが多いんですよね。
これまでは、仮想の彼女をつくり、話に対応してきましたが
嘘をつくことに対して毎回心が痛み、飲み会に参加することが億劫になってしまいました。
飲み会は大切なコミュニケーションの場と言われることもありますが、私は仕事中のコミュニケーションやランチなどでも十分かなと感じています。
まとめ
今回書いた悩みはカミングアウトすることで解決も出来るのかなと思いますが、上司の発言などを聞いていると、なかなかカミングアウトしずらいなというのが現状です。
ただ、札幌の違憲判決などもあり、社会の考え方が大きく変わってきています!
これから、セクシュアルマイノリティがより自分らしく生きることの出来る社会になっていくだろうと期待しています!
合同会社Juerias LGBT Wedding
ヒロ