今一番思い出すべきことは、今一番忘れていることだと思う。【セントライト/BIGMAMA】
最高の未来で会いましょう
また会いましょう
こんなことを歌われると、本日をもってバンドを脱退するドラム・リアド偉武へのはなむけと深読みしてしまう。
それとも、今の日本には、こういう希望をもたらす曲が必要だと思ったのだろうか。
いや、もしかしたら、金井政人はそこまで考えてないのかもしれない。というより、今までのインタビューなど見ていても、このタイミングでの発表は割と偶然な気がしている。
そんなことは置いといて、これは僕が勝手に深読みして思ったことを書き散らす文章。
別に誰に押し付けるものでもない。ただ自分が書きたいから書いて、その文章を溜めておきたいこのnoteに載せるだけ。
今一番思い出すべきことは、今一番忘れていることだと思う。
チャンスは一度使い切りでしょう?
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未来のことを不安視しながらも、どこか楽観視している。かと思いきや、未来を見る余裕なんてないぐらい、足元のことでいっぱいいっぱい。
いま僕は、そんなアンバランスな日々を送っている。
日本中が大変になると、めっきり聞かなくなるメッセージがある。
それが、「今を生きる」
事態が落ち着いたときに思いを馳せ、くらい思いに身を沈めながら、そのときをただただ待っている。
けれど、この曲を聴いて、大きな自己矛盾を見つけてしまった。
というのも、今回の苦境から学ぶべきもっとも大きな教訓は、「当たり前に明日が来るとは限らない」なのではなかろうか。
自分の健康、仕事、家族や友人、趣味……どれほど大事なものも、明日当たり前に存在するとは限らないという現実を、痛いほど突きつけられたはずだ。
にも関わらず、僕は現状を憂うことと未来を無思考に待つことだけで、人生を浪費してしまっている。
物事が悪い方に進み、身動きがとれず、できることが少ない。僕自身うんざりしている。
今日この文章を書いている最中も、またいやなニュースが耳に入ってくる。
それでも、僕にできることはあるし、やらなきゃいけないことはもっとある。
仕事で成果を上げることだってもっとできるし、仕事以外でものを作ることもできる。家で趣味に打ち込むことも、普段考えない哲学なことに思いを馳せることも、旧交を温めることだってできる時間がある。
希望の光へ セントライト
使い古された言い回しだけど、僕は今日死んだとしても後悔しないように今日を生きたい。
人生は一度使い切り。今この瞬間だって一度使い切り。
未来に向けた準備だけじゃなくて、今この瞬間に自分の生きている価値と証を刻み込む。
そんな想いを形に残したく、この文章を書き散らした。
とりあえず、今日の自分ができる一番大事なことは、日頃は伝えられないありったけの感謝を、偉大なる母にちゃんと伝えることだろう。
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