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大谷くん Day

今日は久しぶりに大谷くんを見た。
わぁ、かわいい。

なんだか、MVPがとれなかったらしい。
一番活躍したのにね。
ジャッジという人が何の歴史も書き換えていないのに、取ったらしい。
ふぅん。
基準がわからないので、ふぅん、だ。

大谷くん用の賞を用意したほうが良い。
そうじゃなきゃ、もう日本から出さない。
みんな外国の人は、二度と大谷くんに会えないようにしてやる。

そう、彼は虹のように、パッと出て、みんなを魅了して、そして消えていく。
日本にいるんだ、日本で活躍するんだ。
そのほうが嬉しい。

大谷くんは、やさしくて、真面目で几帳面で思いやりがあって
分け隔ての無い、清らかな人。

でも、マッド監督は「翔平は、負けるのが嫌いだ」と言った。
そうなのかな?
そんな野心があるのかな?

自分に負けるのが嫌なんだと、私は思う。

彼は、誰のせいでもなく、何があっても自分がもっと頑張れたはずだ、と考える。
甲子園で見た涙は、そしてその時の気持ちはきっと今も変わらないであろう。

私は、驚いたんだ。
負けたのは自分だ、と。野球のチームなのに。

私とはまるで違う人。それから、憧れの対象になった。
アメリカに行くとき、行った後、ブーイングされているとき、
褒められた時、機嫌が悪い時、作り笑いしているとき。

ずっと見てきた。
彼はいやだからといって、嫌いだ、という感情を持たない。
いやだから、それに勝つのだ。

私には、いや、普通の人なら真似はできない。
どうしても顔に出てしまう。

大谷くんは素で、すぐに表情に出る。
それこそ、彼は、0コンマ、何秒、ぐらいの動体視力なので、
相手に当たった、え?大丈夫?という表情。
きゃぁ、どうしよう、くるくる、ぴょんぴょん、ってね。

自分が走っていても、相手は大丈夫かな?と振り向いている。

咄嗟の時の表情、これが一番、わかりやすい。
その人の裏にある物がわかる。

だれかが叱咤されているのを、笑っているもの、ニヤニヤ見ている人、
そういう社会をたくさん見てきた。

私はあまり、感情が動かない。もともと。
人が怒鳴っていようが、ガラスが割れて誰かが大けがをしようが、
ただ見ているだけ。
何とも思わないのだ。これは、自閉症のせいだ。

何かが、自分に降りかかってきて、他人が私を怒鳴って怒っても、
じっと見ていられる。なにをそんなに怒っているのか?
こういうことに怒るのか、という感じ。
で、「だったら、はじめに仰ってください」と普通に話せる。

殴りたければ殴ればよい、と一歩前に出るタイプ。
まぁ、そういっても私はかなり小柄な女性なので、殴られたことはない。

先生に、髪を引っ張られたり、「そこが違う!!」とクラス中がびっくりしてても、平気で外を眺めているそんな子供だった。

今でもそうだ。
人との関係は常に計算している。
相手はなんて言ってほしいのか?
ここは冗談を言っておくか、悲しい顔をしようか。笑おうか。

という感じ。自閉症のせいだ。そうやって表情を覚えたからだ。
だから、大谷くんが珍しくて仕方ない。

きょう、MVPとれずにがっかりしている外国人のインタビューで、
彼は、なぜか、笑いをこらえていた。たぶん一平くんが面白かったんだと思う。

でね、日本代表で出るんだって。みたことないけど、まただれかがまとめて大谷くんをYouTubeにあげてくれるのを待つ。
野球は興味ないからね、ルールもわからないからね。

大谷くんの本音は、本当はわからない。
ジャッジが、ホームラン打ってたけど、僕の方がすごかったよ、って思っているのもわかった。
で、悔しい顔はわざと見せないのもわかった。
これは、海外のブーイングへの表情と一緒だ。

日本代表で頑張ってほしい。
一生、野球で表に出てほしい。
現役後はコーチとか、監督とか、わからないけれど、いて欲しい。

一生見ていたいひとになった。
もっとたくさんの素直な表情を勉強したい。

良い夢を💕

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