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JUDI 『名水が育むまちづくり』第2回

今回は、東北ブロックから、東北各地の名水が紹介されました。
①富田の清水(とみたのしつこ)
 弘前市街地に湧く歴史ある名水。弘前藩の御用紙漉所に使われ、一帯は紙漉職人が暮らした町。
②渾神の清水(いがみのしつこ)
 坂上田村麻呂が眼病を治したという伝説の泉。リンゴの産地(平川市)に湧く名水。
③大慈清水・青龍水
 盛岡市鉈屋町にある大慈寺を水源とする生活用水。周辺は城下町の風情を色濃く残す町並みが連なる。
④六郷湧水群(仙北郡美郷町六郷)
 周辺は民家で、お寺も近く杉などの木陰に位置する広い清水。一年を通して涸れることがないため、周辺住民の生活と密着した清水で、整備も行き届いている。
⑤米沢市内の湧水群
 三方を山に囲まれた米沢盆地は湧水が豊富。最上川の源流である西吾妻山が南方に控えている。
⑥磐梯西山麓湧水群
 名峰磐梯山の西麓にあり、猫魔、厩嶽、古城ヶ峰等の山々を瀬に猪苗代に向かってひらける。龍ヶ沢湧水をはじめとする多くの湧水がある。

これらの中から、六郷湧水群(仙北郡美郷町六郷)と米沢市内の湧水群がおすすめの名水として詳しく紹介。
今回のプロジェクトにおける対象としては、生活空間の中に存在し、今でも生活の中で活用されているところとしてもこれらの湧水群は訪れてみたいところである。

次回は、北陸黒部の湧水群とぞの源流黒部川の巡検を紹介します。

六郷湧水群マップ(美郷町観光課)

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