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肘折温泉で7つ目の御宿「四季の宿 松屋」に泊まってきた。

那須塩原から山形新幹線に乗って、新庄へ。そして、新庄からバスに乗って肘折温泉へ。

肘折温泉に泊まるのは、8回目。お宿としては7宿目になるので、検索かけたページを貼っておきます。これまでは、若松屋村井六助、大友屋旅館、湯宿元河原湯、旅館勇蔵、丸屋旅館、三春屋の6つのお宿に泊まっています。今回、年末に肘折温泉に泊まったのは、一昨年ふるさと納税した大蔵村の利用券を使いたかったから。期限がこの1月末で、年末に秋田に帰る途中で行かないと使えないな、と計画しました。

今回宿泊した松屋さんです。前から気になっていたお宿。洞窟を掘った穴湯に入ってみたかったんですよね。今は工事中で入れなかったけど、お値段の割に料理も良いみたい。今回、予約が取れたので泊まってきました。

チェックインしてお部屋のある3階へ。こういう小規模宿のいいとこで、この日女性一人で泊まる客は私だけなのか、「あー、佐藤さんね、お待ちしてましたー」とすぐに案内してもらえました。

エレベーター内の案内
エレベーター出たところに浴衣や丹前あり
お部屋

道路側のお部屋でした。と言っても、冬は朝市やってないので、部屋から朝市の様子は見れませんけど。

椅子セット

でも窓際寒いので、布団の上にいることが多かったかな。ストーブは石油ファンヒーター。こういうお宿では、ファンヒーター3時間で自動で切れます、っていつも説明してくれるけど、知ってます!と思って聞いてます。秋田でも石油ファンヒーターは常用してますから。

テレビ
タオルとか
案内

チェックイン時に食事の時間等を記載した紙を渡してくれます。時間の文字がハンコっぽいのと、何度もコピー繰り返した感があって、なんかいいですね。

お風呂の入り口

落ち着いたところで、夕食前にお風呂へ。お風呂は1階にあります。

脱衣所

洗面所部分をアップで撮り忘れてしまいましたが、綿棒にヘアブラシ、化粧水と乳液が置いてありました。

内湯

お風呂は3〜4人入ればいっぱいな大きさですが、大きな宿ではないのでそんな混むことはなく快適でした。そして、久しぶりに入ると肘折温泉のお湯はめっちゃあったまりますね。

シャンプー系

リンスインシャンプーではなく、ちゃんとシャンプーとリンスがあり、メイク落としと洗顔料もありました。

成分表示
アイス

そしてなんと、お風呂を出たところでアイスのサービスがあるんです。ドーミーインですか!

お部屋で美味しくいただきました
夕食全景

夕食は2階のお部屋が食事処になっていました。私の指定されたところは、衝立を挟んでもう一人お客さんがいました。

今回、予約しようとしたら、楽天トラベルで大蔵村3000円クーポンなるものが出ていたのと、ふるさと納税の利用券もあったので、山形牛のすき焼きがついたちょっと豪華な夕食で予約しました。

メニューと飲み物
飲み物は生ビール
山形牛のすき焼き
ニシンの煮付けと芋どり

芋どりというのは、メニューの記載によるとやまがた伝承野菜の甚五右エ衛門芋を使用した鶏肉の煮物でした。

小鉢

こちらにもやまがた伝承野菜の温海かぶの甘酢漬けが。これ好き。

ゆばと馬刺し
お刺身

肘折は山の中ですが、山さえ越えれば海も近いので、これは日本海産の鯛だそうです。

岩魚の唐揚げ

これサクサクで丸ごと食べられて美味しかった。熱いうちにいただきました。

ご飯ははえぬき

おかず多くて、ちょっと残したけど、ご飯も食べたいのです。食べました。

コーヒーやお菓子

お部屋にお菓子がありませんでしたが、ロビーで取り放題になっています。インスタントコーヒーもあります。

お湯もあります

朝、確認しなかったけど、こう書いてるってことはドリップコーヒーがあったのかな。

お茶もあります

細々としてサービスが充実してました。

布団をあげないでください

ホテルみたいに札が置いてあって、朝食中に布団をあげてもらいたくない時はこれを下げる仕組みになっていたので下げて朝食に行きます。

朝食全景

朝食も夕食と同じところでいただきます。ご飯は自分でよそいます。

小鉢
焼き物

ハムとソーセージを焼くようになっていたけど、焼き魚も焼き直していただきました。

短歌かな
帰ります

めっちゃ雪が深々と降ってたけど、バス停まで行く時には止みました。助かります。行きのバスが補助席まで使ってたので、帰りも混みそうだなと思って、早めに行って後方の席を確保しました。案の定、バスはほぼ満席で、補助席も使ってたんだけど、一番奥の補助席から詰めて使ってなくて。そしたら、地元の人が途中から乗ってきて、運転手さんは奥まで見えてないから「満席だから次のバス乗って」(次のバスは2時間後)って言ってるので、思わず「後ろ詰めれば空いてます!」って声出してしまった。それで流石に奥に席詰めくれてちゃんと地元の方が乗れたけど、ちゃんと確認しない運転手さんも、自ら奥に詰めようとしない手前の補助席座ってる人も頭大丈夫ですか?と思った。最後にちょっと嫌な気分になってしまった。でもこの後、もっと大変なことがおきますが。

新庄駅に着きました

新庄市は今年400周年だって!

新庄から秋田間は、通常なら奥羽本線直通で2時間半くらい普通列車に乗って行けますが、去年夏の山形の大雨の影響で、新庄から秋田の入り口の院内までバスの代行運転になっていて、4時間かかります(泣)

代行バス内

でも、代行バス運行してくれるだけでもありがたい。前に肘折温泉に来た時、震度4の地震があった影響で奥羽本線が止まり、代行バス運転中の陸羽西線→羽越本線で秋田に帰ったことがありましたが、あの代行バスは立派なJRバスでした。今回も立派なバスかなと思ったら、こちらは道が細いため、中型バスでした。帰省でお客さんも多くて、補助席使って満席の状態。この時はギリギリでしたが、これ、乗れない人出たらどうするんだろう。

ランチの餡バターぱん

朝ごはんをお腹一杯食べてたので、お昼は軽めに、前日に黒磯駅前のkanal breadで買った餡バターぱんをもぐもぐ。

その後、ちょっとうたた寝してたら、バスがずっと停車して動きません。周りの方の話を聞いていたら、どうやら対向車と接触事故を起こしたみたい。停車して30分くらい経ってから、運転手からやっと案内があり、これから代行の代行バスが来るのでそれに乗り換えて欲しいとのこと、そのバスは20〜30分後くらいに来ること、警察の指示で念のため住所、氏名、連絡先の電話番号を教えて欲しい、とのこと。結局、警察が来て、その後すぐ代々行バスが来て約1時間遅れて院内駅に到着。

院内駅
ホーム

接続するはずだった電車もここまで遅れると流石に待っていてくれず、院内駅で1時間暇を持て余すことに。一応、待合室はありますが暖房もないのですよ。。。

院内銀山異人館

幸いなことに、院内駅の隣には、院内銀山の歴史を展示している施設があるのです。320円払って入館し、見学して時間を潰しました。いやあ、院内銀山のこと全然知らなかったなあ。勉強になりました。

というわけで、新庄から秋田まで6時間かけて帰ってきました。この代行バスの事故については、地元ニュースになってるかと思ったら、全くなってなくてそれもびっくりしました。温泉は最高だったけど、バスが最悪だった、8度目の肘折温泉旅でした。でもまた行きますけどね、肘折には。


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