川端康成が雪国を執筆した「雪国の宿 高半」に泊まってきた。
平標山の登山を終えて、4時くらいに越後湯沢駅に戻ってきました。
登山の記録はこちらです。
当初は越後湯沢駅に5時くらいに戻ってくるバスに乗る予定だったため、お宿のチェックイン予定時刻も5時に設定していました。駅からお宿までは送迎してもらえるのですが、あんまり早く頼むとご迷惑かなというのと、喉を潤したかったので、ちょっと駅でゆっくりすることに。
地ビール飲めるバーがあったので、八海山ビールのIPAをいただきました。おまけでチーズクラッカーも付いてきました。
駅のコンビニでmont-bellの椅子やレインウェア売ってた。なかなか的確な品揃え。
そして、お宿に電話したら、10分ほどで迎えに来てもらいました。
お宿に到着です。「雪国の宿 高半」に泊まります。
玄関にはフジロックのフラッグも。フジロック用の素泊まりプランもあるので、この日から泊まってる方も結構いましたね。
そんなに大規模なお宿ではないけど、フロントから客室のある上に上がるのに、エスカレーターがあります。しかもキラキラ。
エレベーターまで案内していただいて、そこからお部屋には自分で行く方式でした。お部屋は5階。最上階は6階なので、1人泊だけどいい部屋に当ててもらったのかな?と好印象!お部屋には入ると、既に布団が敷いてありました。
冷蔵庫には冷水がセットされています。
そして、窓からはこの景色!湯沢の街を一望できます。フジロックで毎年来てる湯沢をこうして見るのもまた一興ですね。しかもトレインビューですよ。
まずは登山の汗を流したいのでお風呂に。1階にあります。
浴槽に比べて広いですが、公式サイトによるとお湯を適温に保つためにこの広さなんだとか。
そして、このお宿は女湯にだけ露天風呂があるのですよ。夜にはライトアップもされて綺麗でした。
お部屋の案内の中にも温泉の説明があります。
今回このお宿を選んだのは、ここが湯沢で唯一の加温・加水・循環のない温泉だから(私の調べた範囲で)。ほんのり硫黄の匂いがして、でもお湯はトロッとした絶妙さが良かったです。加水しないから夏は熱めということでしたが、露天風呂は外気浴も混ぜてちょうどよく入れました。
温泉のある1階ではロビー的なスペースも。
本がいっぱいありますが、文学だけじゃなく、絵本や雑誌もいろいろありました。
やってる方は見なかったけど、卓球台もあります。ここに自販機や冷水が飲めるコーナーがあります。酒粕パックも置いてありました。
新潟ですから、風呂上がりのビールはもちろんこれです。
一人旅専用の部屋食プランというので予約してたので、夕食はお部屋には持ってきてもらいました。6時か6時半を選べたので6時に。いつもは遅い時間で頼んでその時間に空いたお風呂に行くけど、この日は流石にお腹が空いてました(笑)
こんな感じのお膳で来ました。
ご飯やお吸い物、お蕎麦と岩魚の塩焼きも。
部屋食とは言え、ちゃんと熱々でした。
2,3口のお蕎麦も。結局この後へぎそば食べられなかったので、ここで食べられて良かった。
飲み物はQRコードを読み込んで注文するというハイテク仕様。初めてでした。これ、全ての部屋食宿で導入して欲しい。
お腹いっぱいでしたが、新潟産コシヒカリと聞いたら食べずにはいられない。部屋食なので気兼ねせず、ビールを飲みながらゆっくり食事することができました。
温泉が良いという口コミはいっぱい見たけど、食事に対しての口コミをあまり見かけなかったので、良い意味で期待を裏切られました。地物がたくさんあって美味しかった!
朝ごはんは2階の食事処でいただきます。7時、7時半で選べて7時半にしました。
ヤスダヨーグルトが嬉しい。
山を越えればすぐ長野だからか野沢菜もあります。
朝も新潟の郷土料理ののっぺがありました。
温泉たまごと納豆オンザライス。
朝食後は、川端康成が「雪国」を執筆したという「かすみの間」の展示を見学。当時の部屋がそのまま保存されています。
毎日20時から映画の「雪国」の上映もやっています。
エレベーターがレトロで可愛かった。
帰りも越後湯沢駅まで送っていただきました。その中で一緒になった方とお話ししたんですが、フジロックというイベントがあることを知らずに湯沢の温泉に来て、駅に着いたら若者(正しくは中年)がいっぱい居てひっくりしたそうです。そりゃそうだ。
今回はフジロック前泊で泊まったけど、終わってから後泊でも泊まってみたい。食事処での夕食も食べてみたいので、ぜひまた泊まりたいお宿です。
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