伊達藩主御用達の「青根温泉 湯元不忘閣」に泊まってきた。
うちの職場はまん延防止重点措置地域に行ったら、その後在宅勤務しなければならないという規定があります。逆に言うとまん防地域じゃなければ行けるということに。今、東北でまん防地域は青森県だけになったので、そろそろちょっと県外の温泉も行きたいなあと思ってたら、前から行きたいと思っていた青根温泉の湯元不忘閣の土曜日に空室が!
こちらのお宿、空室が多くないと土曜日の一人泊は出ないところなのです。しかも結構直前に出ます。たしかその週の火曜日か水曜日に予約して行くことに。
当日は、久しぶりに高速バスで仙台まで。もちろん新幹線こまちもありますが、高速バスだと片道3時間半かかって往復で7,600円、新幹線だと片道2時間で往復20,560円なので、よっぽど時間に制限ない限りは高速バス使います。
仙台に着いて、送迎が来てくれる遠刈田温泉に行くバスまで1時間くらい間があるので、前日までは久しぶりの仙台のランチ何食べようかな、牛タンかな、寿司かなー、と考えていたのですが、前日の飲み会の二日酔いが残ってて何も食べられず。
かろうじてずんだシェイク飲みました。甘さが体に染みました。
13:30過ぎ発のバスでまずは遠刈田温泉に向かいます。バスに乗る前にお宿に電話して送迎をお願いしました。終点のアクティブリゾーツ宮城蔵王で降りるよう指示がありました。約1時間かけて、到着。
バスが着いたら、既に黒のワゴン車の送迎車が来ていました。送迎利用する人は私1人だけで、他の降りた人は別のお宿の送迎車に乗り込んでました。帰りの送迎時は他に2組いたので、このバスで来たのが私だけだったようですね。
日本秘湯を守る会の行燈が左右に。
チェックインすると、私が高いプランで予約していたようで、1000円くらい安いプランに変更した、との説明がありました。日本秘湯を守る会のサイトから予約して、そのプラン1つしかなかったんですけどね。でも、客に言わなきゃ分からないことなのに、ちゃんと変更してくれるのは好印象でした。
仲居さんに案内されてお部屋に向かいます。
そしてこれが噂の階段です。普通のビルだと3階分くらいかな?個人的には、職場も3階にあるのでいつも階段使ってるし、前に行った甲子温泉大黒屋旅館や栃尾又温泉で階段を下って行く温泉に慣れてたのか、そんなに苦になりませんでした。iPhoneの歩数計見ると、往復500歩くらいだったので、結構歩いてるなとは思いましたが。
お部屋は10畳の和室に、広い広縁があります。冷蔵庫も広縁にありました。
エアコンは新しい霧ヶ峰だし、照明もリモコン付きでした。早速お風呂に向かいます。
お風呂に向かう途中にある洗面所にどーんと秘湯を守る会の行燈。
まずは体を洗おうと思って、唯一洗い場のある御殿湯に来ました。
この時間は、小さい方が女湯です。
ここのお風呂は時間により男女入れ替えなんだけど、入れ替えに伴って暖簾を入れ替えてくれたりしないんですよね。入り口に掲示はあるけど、間違えて入る人いないのかな?とちょっと不安になりました。この時も先客がいたんてすけど、やけに豪快に浴衣を脱いでいらっしゃって、「え?男の人入ってるんじゃないよね?」と不安になりながら戸を引いたら、かわいいお嬢さんが入ってました(汗)
そのお嬢さんが上がってから独泉でした。木風呂で良い感じです。
この時間は大湯も女性時間なので、そのまま大湯にも行ってみました。
いきなり独泉!そしてなんですか、この大きさ!この雰囲気!
真ん中右寄りの橋の下は、透明のプラスチックで仕切られていて、右が熱め、左が温めです。
温めの方に入ってまさに殿様気分です!途中から他の方も来たけど、しばらくまったり楽しみました。
御殿湯と大湯が時間で男女入れ替えになる他、貸切風呂も2つあります。予約は出来なくて空いてたら入れる方式。なかなか入れなかったので、夕食食べたらすぐに行く作戦で無事に入れました。
貸切風呂の1つ、蔵湯はフロント横に木札があって、入る時にはこれを持っていきます。
この奥に入り口があります。仲居さんが案内時に「ほんとに奥にあるので、迷わず行ってくださいね」みたいな説明してくれました。たしかにこの奥にほんとに入り口あるの?って感じありますよね。
行く途中には祠もあります。拝みました。そして、奥の入り口について、重い引き戸を開けると!
こんなお風呂が!
蔵の奥まて来て入ってるから、絶対に聞こえないと思って、iPhoneでビリー・アイリッシュ聴いて鼻歌歌ってました。Bluetoothスピーカー持って来ても良いですね。30分という制限時間もあるので、5曲聴いて上がればちょうどいいし。
蔵湯を上がって、もう1つの貸切風呂の亥ノ輔の湯にも行ってみました。
小さいお風呂だからか、ここが1番熱かったですね。
翌朝、入れ替わった御殿湯大へ。
こちらは底がタイル張りです。これも良いな。写真は撮り損ねましたが、御殿湯の洗い場にはシャワーが一つずつとシャンプー・リンス2種類(ツバキとH&S)、ビオレの泡のメイク落としがありました。ドライヤーは脱衣所にはなく、お部屋にあります。
御殿湯や大湯に行く途中にラウンジがあります。
冷水やコーヒー、お茶が自由に飲めるようになっています。
そして、なんと日本酒におつまみもあるのです。部屋に帰ったらビールがあるけど、軽くいただきました。
このラウンジからちょうど御殿が見えるんですよね。通常は女将によるツアーもあるようですが、今年の大雪で渡り廊下を損傷したらしく今は行けないとのこと。残念。
そしてラウンジの前にはフリーで使えるマッサージ機も2つあります。
お風呂は大湯が1番気に入りました。夕食前と、朝食後にも3回入りました。あともう1つ、新湯というお風呂もあるんですが、そちらはメンテナンス中でお休みだったのもちょっと残念。
とここまでで結構な記事の量になったので、ごはんはまた別記事で。
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