湯田川温泉の「九兵衛別館 珠玉や」に泊まってきた。
先週末は、湯田川温泉の「九兵衛別館珠玉や」さんに泊まってきました。
コロナ禍以降に東北の温泉を回り始めてから、この九兵衛旅館はとにかく口コミが断トツに良くてぜひとも泊まりたかったお宿。でも、当然人気が高く、Go To Travel期間中の1月末まで週末はまったく空いてなかったんだけど、東京が除外された影響か、別館の珠玉やさんの方に空きが出たので迷わず行ってきました。
当日は特急いなほで鶴岡まで行くつもりで秋田駅へ。券売機で切符買って、改札行ったら羽越線は新屋止まりとの表示が出てて、いなほは運休が決まってました。駅員さんは丁寧に新幹線で回って行くルートを提案してくれましたが、さすがにね、って事で自宅に戻って車で出発。
チェックインは14:00からなんだけど、ちょうどその10分前くらいに湯田川温泉に到着。
珠玉やさんの向かいには、共同浴場の正面湯がありますが、今はコロナの影響で地元の人しか入れないようです。お宿でも特に紹介されませんでした。
この雪の中なので、流石に誰も入ってませんでしたが、正面湯の向かいには足湯もあります。
14:00過ぎたのでチェックイン。通常ならウエルカムドリンクがあるようですが、コロナの影響で止めていて、部屋の冷蔵庫にジュースが入っているという仕様でした。
チェックイン時に浴衣か作務衣かを選べます。作務衣にしました。作務衣があると口コミで見てて、浴衣も作務衣ももらえるのかと思って、部屋着持ってこなかったんですよね。浴衣は柄も選べるみたいだったし、風呂あがりは浴衣の方が楽なので、次からは部屋着持参します。
あとこの作務衣の着心地が良かったんです。フロントで売ってたので、気になってお値段見たら8000円くらいでした。地域共通クーポンで買えないかなと思ったんだけど、流石のお値段。
お部屋は3階の「ききょう」でした。布団はあらかじめ敷いてあります。
こたつが嬉しい。障子の模様とか凝ってます。
チェックイン直後ならお風呂も空いてるはず、と早速お風呂へ。珠玉やさんは貸切風呂が3つあり、空いていればいつでも入れる、九兵衛旅館本館にある大浴場にも入れる、という仕組みになっています。
まずは、貸切風呂3つの中で、1番混みそうな5階の展望風呂へ。
この時は分からなかったけど、ここのお湯はぬるめでした。ひとしきり楽しんだ後、1階の貸切風呂にも行ってみたら手前側が空いてたので、そちらも入りました。
さっきはぬるいと思ったけど、こちらはちゃんと熱めでした。5階まで上げる分冷めちゃうのかな?とは言っても、湯田川温泉は源泉温度がぎりぎりの40〜41度なので加温してるお宿が多く、九兵衛旅館も加温してます。ちなみに、共同浴場や九兵衛旅館と並んで口コミの高いつかさや旅館は源泉そのまま。
本館の大浴場にもこの後入りますが、この別館1階の貸切風呂が1番お湯の鮮度が良かった気がします。貸切風呂は1階も5階も自由に窓から開けられるようになっていて、半露天状態にできて良かったです。
夜に入った1階奥側の貸切風呂は、手前より広めです。
本館の大浴場は、夕食時間中に男女切り替わるので、夕食前に入りに行きました。チェックインの時の説明で「外に出ていただく必要がありますが・・・」って恐縮して説明されたけど、モノの1分なので吹雪いていても気になりませんでした。
チェックインから夕食までの女湯は「川の湯」です。何故か金魚が。
浴槽はキレイな白タイル張り。
男女入れ替わってからは、朝に入りに行きました。夕食から翌日10時までの女湯は「山の湯」です。内風呂と露天風呂が鏡のように対になってます。
露天風呂には小さな日本庭園が。朝食時間遅くして、他の皆さんがご飯食べてるだろう時間に来たら、狙いどおり独泉できて、まったり入ってました。
朝ごはんの後、チェックアウト前の最後に展望風呂にももう一回行きました。
楽しんどいてこんなこと言うとあれなんですが、湯田川温泉自体があんまインパクトのないお湯なんですよね。同じ無色透明でも花巻南温泉はもっとパンチがあるし、、、などと思ってしまいました。
ただ、こちらは貸切風呂の充実さと食事で大満足なお宿です。長くなったので、ごはん編は次で。