高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグWEST
県リーグ、プリンスリーグときたら、そうプレミアリーグですね。
U-18年代の最高峰リーグ・プレミアリーグについてです。
「全国リーグ」と謳っていますが、実際はEAST・WESTに分かれている東西リーグです。各10チームずつ、20チームが在籍しています。
2020年のWEST所属チーム一覧です(前年順位順)。
高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ2020 WEST
名古屋グランパスU-18
京都サンガF.C. U-18
ガンバ大阪ユース
大津高校
サンフレッチェ広島F.Cユース
ヴィッセル神戸U-18
セレッソ大阪U-18
東福岡高校
ジュビロ磐田U-18(EASTから転籍)
サガン鳥栖U-18(プリンスリーグから昇格)
ご覧の通り九州の高体連の雄・大津と東福岡以外は全てJユース。しかも実績十分の強豪ばかりです。熊本から唯一参戦している大津高校は昨年4位と大躍進を遂げています。これは本当に素晴らしい。東福岡も厳しいリーグに初年度から10年連続で在籍を続けている凄いチームです。
プレミアリーグプレーオフで昇格した4チームのうち、3チームが関東勢だったため、静岡のジュビロ磐田がWESTに転籍となりました。日本の真ん中である東海と北信越のチームはしばしばこの「転籍」があります。(京都サンガF.C.は1年のみEAST所属経験あり)
今年のプレミアリーグはEASTを含めても所属の高体連チームが5チームとなり、設立10年目にして最少となりました。2018年のEASTチャンピオンである鹿島アントラーズが2019年には9位となり降格の憂目に遭うなど、年々厳しさを増しています。
WESTに関して言うと、昇格初年度のチームがほとんど勝てずに1年で降格することも多く、設立以来「EASTよりもレベルが低い」と言われ続けていましたが、今年初昇格のサガン鳥栖は戦力的にもリーグトップクラスで優勝候補に挙げられる存在。今年の他の所属チームを見ても、WEST史上最高レベルと言ってもいいでしょう。
この中で今年は豊富なタレントを抱える大津高校が、どういった戦いを見せるか非常に興味深いです。U-15時代の2冠メンバーや、各年代別代表経験者を数多く抱えるサガン鳥栖の戦いぶりにも大いに注目したいと思います。
この中から確実に2チームがプリンスリーグに降格すると思うと、かなり厳しいなと感じます。個人的には九州勢が4~5チームになって欲しいとの思いがあるので、なんとか九州の3チームには全て残留してもらいたいところ。降格チームが出ると、プリンスリーグ九州の残留枠にも関わってくるので「九州勢全て残留」というのが九州のチームの願いだと思います。
プレミアリーグもプリンスリーグと同じく4月4日開幕。
大津高校のホームゲームとして熊本県内でも試合が行われますので、世代最高峰の戦いに是非とも注目して下さい!
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