思ったこと

こんにちは。下山です。

自分の中での経験則でしかないのですが、
飲食業界の面接で、「独立」というワードが出てくる方は、育てる力をしっかり持っていないと、採用した後「なんか思った感じの人と違うなぁ。。」ということが多いです。
これ、僕も転職していた際は言っていました。

ただ、自分達次第で、その後活躍する子もいるので、自分がなぜ採用後に苦しんだのか、少し考えてみました。

1つは、シンプルに、自分の理想が高すぎた!です。
恐らく、独立はそんな甘くない!みたいな体育会系の血が邪魔をしていたのでしょう。
もしくは、自分のやってきた量と比べてしまっていたのかもしれません。
相手を否定的に見て前進することなんて、ある筈もなく、一定の経験値を得てから、今では「独立」というワードを「店長」に脳内変換することによって、一緒に成長するスタイルに僕自身が変わり解決しました。
まずは、今ある現状で本人が結果を出せるように助力する。それからでも遅いなんてことはないはずです。

2つ目は、希望くらいの思いで独立と言っている人が多いことを認識していなかったことです。
なれたらいいなぁ、というレベルで、「後々は自分でお店を」というフレーズがでることによって、僕が経営できるレベルにしなければ、という熱量の違いから、細かい行動や言動に違和感を覚えてしまって、サヨウナラ。ということも何度か経験しました。
これは、1on1で解決しました。
現場で仕事をしてもらって、月に1回は座って現状のこと、将来のことについてお話ししていくと、関係性が物凄く改善していきました。
お互いにリスペクトもできるようになりますし。

どうしようもないのは、自分のような3つ目のタイプで、尖りすぎです。
これはスーパー個性が強いので、「やってみなはれ」でいきます。
大きな価値観さえ同じであれば、多少は目をつぶります。
ただ、リスクもしっかりあるので、業績が良くないと厳しいかもです。

みやびの事業を通して、苦戦したことが沢山あったお陰で、貴重なノウハウが蓄積されてきました。
総じて言うと、自分次第ですね。(元も子もなくてすいません)
相手に非があることも、それはもちろんあるけれど、良い方向に変えるためには自分がどうあるべきか、しかないという当たり前のことを学びました。
その上で、人に聞いたやり方や、本やネットで得た知識を実験していくしかないように思います。
スキルや仕組みも大事ですが、優先順位を間違えると痛い目にあうので、これから何か組織づくりされる方は、「自分や組織がどうあるべきか」「何が理想、強烈な価値観、存在意義」なのかを是非見つけて、僕より最速で進んで下さい!
是非困った時は助けて頂ければと思います。
では!

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