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ITド素人がAWSクラウドプラクティショナーに合格した話

タイトルのままですが、AWSクラウドプラクティショナーに合格したので、受験した背景やら勉強方法などの振り返りをします。

■なんで受験したの?

ざっくり言えば、「上長が私を評価するための指標となるから」です。

私はエンジニアとして客先に常駐していて(仕事はほぼ事務だけど)、上長は別の企業に常駐しているため、普段の仕事振りが見えない。
つまり仕事を頑張っても(逆に言えば頑張らなくても)自己申告でしか評価できないため、上長との面談の中で何か資格取ったら?という話になったというわけです。

AWSを選んだ理由は、使っている企業が多いから取っておけばアピールポイントになるのでは?という上長の一声からで、自分のwillは全くありませんでした←やる気なし(笑)

3月の面談で、今年中に合格することが目標となり、そこから嫌々ながらの勉強が始まりました。

ちなみに受験前の私のスペックは
・ITパスポート、情報セキュリティマネジメントは持っている
・コード書けない
・VBAはすっごく頑張ればなんとか一人でできる
です。


■勉強方法は?

まずはどうやって勉強したらいいかをYouTubeや合格者のブログなどから知るところからスタート。

とりあえず、みんなが勧めている参考書を買う。メルカリで。

読み始めると秒で読む気がなくなりました。
ぜんっぜん意味がわからない。というか用語がわからない。

デプロイ……?スケール……?…………ルー大柴??

いちいち調べながら読むから進まないし、興味がなさすぎて眠くなる。
これは仕事終わりにやったらアカンやつだと思い、朝早く起きて勉強するようにしました。
と書くと意識高い系に見えますが、10分くらいしか勉強しない日もたくさんあったし、そもそも朝も眠くなることに変わりはなかった(笑)

一周読むのに1か月くらいかかったような気がします。

参考書には学習テーマごとに問題が載っていますが全然少ないので、無料の問題はないかな~と探してみました。
よく利用していたのはこちら↓

Clouds Starter JP - YouTube
https://aws-exam.net/clf/

参考書を読んだ程度ではまったく正解できず、初見の用語がめっちゃ出てくるので、参考書に書き込みまくりました。
この頃は参考書をぶん投げたくなっていました。

無料の問題もある程度やりつくした夏(3月に受験するって決めてからだいぶ経ってるね!)

そろそろみんながやれと言っているUdemyを買うべきか…と悩む。
問題を解いていると合格する気が全然しなく、それにお金かけるのもな~と思っていた時期でした。
もう受験やめちゃう?と何度自問自答したことか。

でも、細々と勉強してきたし、それが無駄になるのももったいないかと思い直し、Udemyのセール期間中におよそ半額で予想問題をポチる。

【2022年版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(8回分520問) | Udemy

そしてまたしても初見の用語が多すぎて撃沈する。
基本レベルから難しくない!?
初めて解いたときは53%しか正答できてなくてびっくり。

Udemyのいいところは不正解の選択肢についてもしっかり解説があるので、より詳しくサービスなどについて理解できるところ。
なので、間違えた問題と知らないサービスはノートにまとめて復習しまくりました。


基本レベルの正答率が上がってきたところで、そういえばAWS Skill Builderにも学習ツールあったような…と思い立ちサイトを見てみる。

そしたらめっちゃくちゃわかりやすい動画&解説があった。
AWS Skill Builder (AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (日本語実写版))

なんでこれ先に見なかったんだろう!と後悔するくらいわかりやすかったので、もしこれから受験する人はSkill Builderをマジで活用してほしい。


Udemyの応用レベル(現在は本番レベルという名称で難易度も下がった?)を解き始めたのは10月後半。
そろそろ受験日決めないと…と思いつつも応用レベルだとさらに知らないサービスが出てきて、もう絶対受からん!というお気持ち。

とはいえ、これまで投資した時間とお金!と再度思い直し、受験予約をしました。

11月は朝、仕事終わり、土日とひたすらUdemyの問題を解いて復習を繰り返し、だいたい85~96%の正答率まで持っていきました。
あと、Udemyのレビューが案外有益だと気付きました。
直近で受験した方が、どんな問題が出たかや難易度などを投稿してくれていたので、重点的に復習したほうがいいところがわかりました。


■受験当日の様子

迎えた当日。

いつも通り、朝は復習をしていましたが、覚えられていないサービスがあるなあと不安いっぱい。

早めに会場の近くのカフェで最後の復習をしようと思っていたのに、急に姉からLINE。
シスコンなのでついついラリーが続き(バカなの?)、結局10分前くらいに会場着となる。。

ちなみに、私が予約した会場の場合、予約メールに会場の住所とビルの階数が書いてあるものの、その階にいろんなテナントが入ってて、どこやねん!?となったので早めに行くのが正解。

会場では試験の予約をしていることを伝えると受付で誓約書(カンニングできるような物を身に付けてませんよ、とか、試験内容を漏らしませんよみたいなの)を書き、身分証明書を2種類を提示し、写真を撮られました。

荷物をロッカーに預け、身分証明書1つとメモ用のホワイトボートを借りて、パソコンがずらっと置かれている部屋に入りました。

この番号のパソコンを使ってね、と言われたパソコンの画面に先ほど撮られた写真が表示されてて、「え、ブスすぎない?」という動揺(笑)

受験にあたっての注意事項などが表示されるので読み進めていざ受験!

30分くらいで全問回答はできたので、じっくり見直して1時間以内で終了しました。
難易度はUdemyの本番レベルよりは易しいけど、今まで見たことないサービスが多少出てくる、というくらい。

回答終了をクリックするとすぐに合否だけは出るので、「合格」の文字を見て一安心。

合格すると4時間くらいで正式な合格メールが来た、という体験談を読んでいたので待っていたんですが、まあ来ない。

あれ?合格って書いてあったよね?不合格の「不」を無意識に見てなかった?と不安になる。

結局、受験が終わってから7時間後くらいにメールが来て晴れて合格しました。

スコアは838だったので、なかなか頑張ったのではないかと。


■受験してどうだった?

合格できてほんとーーーにホッとしたというのが1番の感想でした。

学生時代から暗記科目が大っ嫌いだったので、勉強中は本当に苦痛だった。
でも、脳は何歳になっても成長すると何かで聞いたので、それが実感できたのは良かったなと。

あとは早起きの習慣ができたことは大きいと思いました。
たぶん、AWSの勉強がなかったら5:00起きなんて習慣化できなかった。

反省点は、受験日をもっと早く決めて短期集中すればよかった、ということ。
3月に受験すると決めてから、年内に合格すればいいや~とのほほんと考えて、ずるずるだらだらと勉強していましたが、集中すれば2か月くらいで受験できたのでは?と受けてみてから思いました。
お尻に火が付かないと頑張れないタイプなので、多少ムリ目なスケジュールにしておいたほうが、9か月も辛い勉強しなくて済んだよな…と。
次に何か資格取得する際に意識しようと決めました。


合格した5日後くらいに上長と評価面談があり、合格したことやらもろもろ含め、所属グループの中ではトップの評価がついたことが本当に嬉しかったです。

11月は勉強漬けの日々だったので、休みを謳歌できる喜びを嚙み締めてます。
いろいろ嚙み締めて、エラは張ってるし、体重も増えたけど、心穏やかに冬休みを迎えられるぞ!


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マツザキジュン
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