冬野菜収穫祭

畑をやっていると季節の変化を身をもって体感できます。
今日は今年一番の冬野菜を食しました。
冬が近くまで来ているんだね〜。

初収穫のカブはおうどんの具にしました。

とれたてのカブを食べているとき、懐かしい美味しさを噛み締めると同時にこれまでカブと共に体験した思い出も一緒に蘇ってきました。

3年前にカブの美味しさを生まれて初めて知りました。
カブを通して透けて見えていたロマンスにも浮ついておりました。

2年前は給食くらいの大きい鍋にありったけの野菜を入れて昆布と椎茸からとった出汁を入れて食べたり、カラフルなサラダを作ったり、猪の肉を入れてスパイスカレーを作ったりしていました。

去年はインスタントラーメンに冬野菜を山のように入れるという料理しか作らなくなりました。

今年は自分のためだけにカブ入りうどんを作ります。

よくある話です。

他人の人生に対して責任を持つ必要なんてないし無意味だ、と言ってくれた人の言葉をお守りにここまでやってきたけど、私自身未だに目を向けたがっていない。

不安や寂しさという被害者面をした言葉に逃げようとしている。

カブを食べよう。今年もたくさん食べよう。

麺の上に浮かべるだけじゃなくて名前のついた料理をたくさん作ろう。

自己満足の消化になっても構わない。

カブ様、対戦よろしくお願いします。