最近のちいさな贅沢の話。

引越してちょうど1ヶ月が経った。

4つ歳の離れた妹との相部屋は、几帳面な彼女のお陰で常に整理整頓されていて、実面積よりもかなり広く感じられる。

収納の多さや、電源の位置など好きポイントがいくつかあって、なかでも海側に面した大きな窓からは特に気に入っている。

梅雨時期にも関わらず、入ってくる風はとても爽やかで、ちょうど扇風機を「弱」の「リズム」でまわした時のような、心地よい柔らかさがある。


日曜の昼食は激辛ラーメンと毎週決めている。食後もじんわりと熱を帯び続ける少し汗ばんだ身体を、自室の畳の上に乱暴に転がす。
まだ新しいにおいの残るその上で、窓から入る優しい風を頭からつま先まで贅沢に浴びる。火照った身体を優しい風で冷ましながら、そのまま夕方まで眠る。

アラームを鳴らさなくても、16時ぴったりに目が覚める。コーヒーを淹れPCを開き、下書き保存していたnoteを仕上げて更新する。
ささやかだけど、至福のひととき。今週も日曜日が終わる。

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