UNICA事業の一歩目がなぜ名刺なのか
今、僕が担当している「UNICA事業」は、弊社が立ち上げている事業の一つ。
canow社が立ち上げている事業
事業としては、以下の3つを立ち上げ中です。
1.応援を可視化する「YELLtum」
2.信用を可視化する「UNICA」
3.愛情を可視化する「mine」
この3つを基本に、弊社の理念である「社会課題を解決する」ということを考えています。
(これから、複数の社会課題を解決する事業創造を企画中)
以前、UNICA事業を立ち上げる根本的な考えとして、「信用を可視化する」ということが、どういうことなのかということをnoteに記載しているので、そちらも併せてお読みください。
今回、UNICA事業の最初の構想としてのきっかけは、個人の名刺。
ご存知のように、名刺は個人を表現するツールの一つとして、どんな業種や業態でも使われています。
我々がやりたいことは、個人のアイデンティティを、IDに紐づけていこうというブロックチェーンを活用した分散型IDプラットフォーム「Di-DaaS」の構築。
正直、ブロックチェーンを活用して、IDを発行して、「◯◯を可視化」していくという大きな構想は、なかなか一般的にも受け入れられにくいです。
その理由の一つとして考えられるのは、ブロックチェーン自体が暗号資産と紐付いていて、2014年のマウントゴックス事件であったり、最近だと2018年のコインチェック事件などのハッキングによる仮想通貨の流出・盗難などのブラックな事件だったり、スキャムコインのような詐欺事件などにより、日本では非常に悪い印象が残っていること。
その他にも、ブロックチェーン自体の概念が、今までの中央集権的な考え方を覆すものだったり、なかなか理解がされにくいことなども考えられます。
これまでいろんな方に、このUNICA事業や弊社の構想のことをお伝えしていくと、やっぱり理解していただくのに時間がかかったり、そもそも難しすぎてわからないといったこともありました。
つまり、一般的にはなかなか受け入れられないことが、まだまだ多々あるんです。
どうすれば、社会に受け入れられるのか?
では、一般の方に対して、どうしたら受け入れられるのか?と考えていくと、今ある身近なものから、ステップを刻みながら説明する必要があるわけです。
そうなると、弊社の今の3つの事業では、こんな感じ。
1.応援を可視化する「YELLtum」:スポーツチームを起点
2.信用を可視化する「UNICA」:名刺を起点
3.愛情を可視化する「mine」:母子手帳を起点
まずは、生活者(ユーザー)の方に、より身近で、イメージができるものから一歩目を踏み出さないと、構想として進みません。
今回、UNICA事業に関しては、名刺から始めることで、ユーザーがよりイメージしやすく、使っているソリューション(名刺)が、実は「信用を可視化」できるものとしても使えるんだよ、ということを考えながら進めている次第です。
UNICAについて
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