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ドラマの撮影って大変、、らしい

さっき、ドラマで抱き合うシーンを見た。3回ぐらい角度を変えて見せるシーン。
その時ふと思い出した。

あ~、そういえば同じシーンを何回も撮影するって言ってたな。

芝居仲間から聞いた話。
芝居といってもアマチュアでシニアで趣味程度のものだ。でもお金をいただく公演も何回か体験した。彼はその時の仲間の一人。

彼はシニア劇団を主宰するかたわら、テレビとか映画にもちょくちょく出演している。
台湾で日本のドラマを見ている時、あれ? あれれれ? と思ったことが2回あった。ドラマの中に彼がいるのだ。その時の衝撃といったら、、、。

もう、大うけ~~!

1回目はなんとチンピラの役
何のドラマだったか忘れたけど、スカジャンみたいのを着て公園で穴掘りするって役だった。ほかのチンピラはみんな若いから、彼だけ浮いてて、それがまたおもしろかった。

2回目は、鈴木京香さんと絡む役。鈴木京香さんが勤めている図書館に訪れる老夫婦の夫役。これは年齢的にぴったりで安心して見てられたけど、セリフがしっかりあるので、何だかこっちが冷や冷や。
彼は芝居のワークショップでもよくセリフを噛んでたから。

日本に一時帰国した時、この撮影の話を聞いた。
その時に、一つのシーンでもいろんな角度から撮るために、同じ演技を何回もするという。
カメラを数台設置して、違う角度から同時に撮影しているんだと思ってたから驚いた。

鈴木京香さんは、芝居に厳しい人らしい。
NG出すと怖いみたい。


日本のテレビや映画に出演する男性俳優はシニア層が薄いらしく、彼はけっこうお呼びがかかると言っていた。
なんと彼、カンヌにまで行っている。出演した映画がノミネートされたか、賞を取ったか忘れたけど、その関係でタキシードをレンタルして、さらに自腹で行ったのだ。

中国語が話せる老人の役とか、私にもまわってこないかな~。

いつかまわってくるかもしれない役のためにも中国語と演技を磨いておかないと・・・。


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