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徒然日記-台湾で生きてます-(20201205)

誰彼かまわず道を聞く人


夢を見た。
週3回日本語を教えに通っている学校へ行く道を聞かれた。

「 私はそこで日本語を教えています。 あなたは何を教えるんですか」

と聞こうかなと思っているところで目が覚めた。夢はいつもあまり覚えていないのに、この夢ははっきり覚えていたのでちょっとびっくりだった。

私はよく人に道を聞かれる。 他人と比べたことがないから、それが本当によくなのか時々なのか見当がつかないが、

「ここで私に聞く!?」

というシチュエーションで道を聞かれることが多いのは、中国と台湾にいる時だ。 

どういう道の聞かれ方かというと、誰彼かまわず聞いてくるのだ。
 中国にいる時など明らかに観光客だとわかるだろうに、そんな時でも道を聞かれたことがある。もうちょっと道を知っていそうな地元の人間に聞けばいいんじゃないかと思うのだが、とりあえずすぐそばにいる人に声をかけたということなのか。

私は道を聞くのが苦手だ。それは中国語ができないというだけではなく、日本でも同じだ。
なぜ人に道が聞けないのかと言うと、この人に聞いても知らないだろうなとか、忙しそうだから今この人に話しかけるのは悪いなーとかと考えてしまうからだ。

昔は GoogleMap なんてなかったから、ひたすら迷って歩き続けたこともあったが、携帯ができてからずいぶん便利になった。
しかしそれでも私は道に迷う。Google マップの道案内の機能を使えばわかりそうなものだが、私はそれがうまく使えない。あの矢印で教えてくれるナビがわかりづらい。ちゃんと矢印通りに今自分が歩いているのか、とても不安になる。究極の方向音痴なのである。

だから誰かれ構わず道を聞いてくる人にびっくりもするが、羨ましい気もする。そしてその質問に中国語でうまく答えられた時、私も成長したじゃんと感じられるのでそれもまた嬉しい。

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