ひらめきが多い場所と集中できる場所と「ながら族」について(ついでに台湾のトイレとお風呂事情も)
まず代表的な場所はお風呂です。
私は台湾に来てからも毎日湯船につかります。この記事も今お風呂で書いているんです。
うちのお風呂がこちら ↓ ↓
台湾の家では浴槽がある浴室はあまり多くありません。そして浴槽がある浴室はトイレと一緒です。
日本のような追い炊き機能がないので、お湯がぬるくなってきたら熱いお湯を足さなければなりません。うちは都市ガス(台湾では天然ガスといいます)なので、ずっと熱いお湯が出るので安心です。
電気で温めたお湯をタンクに貯めておくタイプの給湯の家だと使えるお湯に限りがあるので、必然的にシャワーのみになるんだと思います。
日本にいる時は、朝4時に起きて半身浴をしながら授業準備をしたこともあります。日本の家の浴槽には硬いフタがあったし深さもあるから、お風呂用の椅子を浴槽に沈めて座ると、テーブルみたいに使えるので便利でした。
台湾に来てからはせいぜい本を読んだり、スマホやiPadを持ち込んでネットサーフィンするぐらいしかできません。
それでも何かいいアイディアを思いつくのはお風呂に入っている時が一番多いです。パソコンを前にしてると、余計なことばかりして進まないことが多いし、授業の導入や練習方法も捻り出さないと出てこない感じなんだけど、シャワーを浴びてる時とか湯船につかってる時とかにフッと思いつくことがあります。すぐ書き留めないとわすれちゃうんですけどね。
次に集中できる場所は、トイレです。
今の台湾のうちのトイレは、こんなんです。↓ ↓
うちにはトイレが2つあります。お風呂と一緒になってるのと、主寝室についているのです。私は主寝室を一人で使っているので、このトイレは基本的に私専用(ありがたいです!)。ですから自分の好きにカレンダーを下げたりしてます。
私にとってトイレはアイディアを思いつく場所というよりは、思索を深める場所って感じです。カレンダーを眺めて予定を考えたり、今後のことをいろいろ考えるところです。
最後は電車の中です。
日本では電車に乗っている時間が少なくとも30分以上はあったので、座れた時は授業準備してました。こういう時って不思議とチャチャっとできたりするんです。机に座ってやっている時より短い時間で考えがまとまったりすることもありました。
台湾に来てからはバス移動が多く、地下鉄にも乗るんですが、時間も短いので、資料を広げて授業準備というわけにはいきません。でもコピーした教科書と付箋とペンを常に持ち歩いているので、忙しい時はちょっとの時間でも授業のことを考えるようにしています。
ところで「ながら族」って、今は死語なんでしょうか?!
「日本語俗語辞書」で調べたら、
ながら族とはラジオや音楽を聴きながら勉強したり、TVを見ながら食事をするといったように、何か他の事をしながらでないと集中出来ない人をいう。こうした症状を日本医科大学の木田文夫教授が「ながら神経症」と名付けたことから生まれたながら族は広く一般にも浸透。当時は「集中出来ない若者」と、ながら族は問題視されていたが、近年、ながら族のほうが効率のよい頭の使い方をしているといった見解や脳の活性化に良いという意見もある。
知らなかった。もともとは神経症だったんですね。
私は「ながら族」だと自分で思っているんですけど、必ずしも効率よくできているとは限らないのが現状です。
結局はその時の気分かなぁ。それからどのくらい切羽詰まっているかっていうことも関係してきますね。
週末に翌週の授業準備をするんですけど、土曜日はパソコンの半分でドラマとか見ながらしてます。効率より、リラックス感重視です。
でも日曜の夜は授業準備も詰めの段階なので、作業用BGMとか無音の状態で集中するようにしています。