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【2】がん保険に入っているから安心!!~『がん保険』のトリセツ~

『がん保険』のトリセツ第2話、今回はがん保険加入者が感じている

がん保険に入っているから、がんは安心!!

という思いを深堀してみたいと思います。

『がん保険』って何の保険???

何を言っているんだお前は!?という言葉とともに

がんの保険だろ!

というつっこみが聞こえそうです。そのとおりです。確かにがんの保険です。では、もしがんの診断を受けてしまった時に、世の中に出回っている(みなさんが加入している)がん保険すべてが、無条件でお金を払ってくれるでしょうか?それについては、明確にお答えできます。

No

と。そうなんです。がんになってしまった時の安心感は、がん保険の種類ごとに全然違います。がんになってしまった際、

どのような選択をしたらがん保険が出動してくれるのか?

それを押さえておかないと、実は怖さがあります。なので、それを考えていきたいのですが、頭を柔軟にするために、今回はいったん他の保険種類で、そのことを一緒に考えていきたいと思います。

生命保険における主要な保険種類で考える

生命保険文化センターの『平成30年度 生命保険に関する全国実態調査』によると、日本における生命保険の世帯加入率は、

88.7%

となっています。生命保険に加入している方々は、がん保険を始め、様々な種類の保険に加入していますが、ここでは、主要な『死亡保険』『医療保険』『介護保険』を題材に考えていきます。それぞれの保険種類では、具体的にどのような安心を得られているか?

死亡保険:万が一自分が亡くなっても・・・『家族の生活費』は安心!
医療保険:万が一の病気やケガでの・・・『入院費』は安心!
介護保険:万が一の病気やケガによる・・・『介護費用』は安心!

と、ハッキリなんの費用のための保険か示すことができます。

ついでに・・・

生命保険ではないですが、同じ保険の仲間ということで、損害保険の分野から、火災保険と自動車保険についても考えてみます。

火災保険:万が一の火事での・・・『自宅立て直し費用』は安心!
自動車保険:万が一の車の事故による・・・相手への『賠償費用』は安心!

プランによって補償の範囲はもっと広いですが、基本は上記の内容です。

では『がん保険』は・・・?

いかがでしょうか?上の例にならって、がん保険で考えてみると。

万が一、がんになってしまった時の・・・○○○は安心!

適切なキーワードが浮かびますでしょうか?実はこれ、かなり難しいのです。実は、がん保険は一言で語ることが難しいためか、なんとなく

がん保険に入っているから、がんは安心!!

というフワッとした安心感になってしまうのだと思います。そして、場合によって、もらえると思っていたお金が・・・

支払対象外です・・・

という最悪のケースになってしまいます。

次回は、『がん保険は何の保険?』というところを一緒に考えていきたいと思います。今回もお読みいただき、ありがとうございました。

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