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2024年度横浜国大附属小学校合格までの1年間 ~受験対策~

2024年度(令和6年度)の横浜国立大学附属横浜小学校の入学選考に合格するまでの1年前からの取り組みを記していきたいと思います。

取り組みと言っても、共働きで毎日欠かさず勉強につきっきりになることはできないですし、幼児教室もがっつり通うとそれなりにお金のかかるものなので、できる範囲で、しかし、大事なところはおさえて取り組みました。


1年前(年中さん秋頃)

受験するかどうか考える

  1. 知り合いに聞く

  2. 幼児教室の体験に参加する

  3. 小学校のホームページを閲覧する

国立の附属小ってどんなだろう、、、私立よりお金がかからないし、周りの子も意識が高くていい刺激になるのでは、と思って調べ始める人も多いのではないでしょうか。
知り合いに通っている子がいれば話を聞くのが早いですが、いないとなかなか情報を得にくいです。

附属小は普段から外部の人間が出入りすることはできず、小学校を見学をできる機会はありません。
入学前に学校の様子を見たいと思う家庭がほとんどだと思いますが、それがかなわないです。校内に立ち入ることができるのは学校説明会、そして入試の日だけです。

きょうだい児ですら校内に立ち入ることができない決まりがあります。
下の子がいる場合は、入試の日はもちろんですが、入学決定後の説明会、学用品の販売日、入学式(入学式から1週間は保護者付き添い)、給食試食会、学年PTA、授業参観、個人面談など、学校に連れていくことができないので、預け先を考えておく必要があります。
唯一、運動会は1家庭につき何人まで敷地内に入ることが許されるのですが、下の子のいる家庭は注意が必要です。

また、幼児教室の体験もこのタイミング(年中春~秋頃)に開催されることが多いのですが、それに参加することをおすすめします。

附属小だけに限った話はないですが、小学校受験一般における1年の流れや、この時期にはこういったことをできるようになどいろいろな情報を仕入れることができます。
入塾するつもりがなくても参加するといいと思います。

大手の理英会、チャイルドアイズ、伸芽会、横浜地区に強い湘英会など、いろんなお教室があります。家の近くで行きやすいところにまずは行ってみましょう。

また、附属小で普段どんな活動をしているのか小学校のホームページに頻繁に掲載されています。「横小ダイアリー」というページに生徒たちの写真や活動内容についても載っています。

1年前~半年前(年中さん冬~年長さん春)

家で受験対策

  1. 市販されている受験対策問題集

  2. 市販されている過去問集

  3. 家でのお手伝い

  4. 季節を感じる行事を楽しむ

1,受験対策問題集
学校別の試験対策問題集が市販されているので早めに購入します。物よっては売り切れてしまうこともあります。
問題集を見ると学校の試験の特色がよく分かるので最初のうちは親も一緒に楽しく取り組めるといいと思います。
附属横浜小向けの問題集は以下の物が市販されていますので参考にしてください。

横国小の合格者の多数が理英会出身ですね。

こぐま会からも毎年出版されています。


2,学校別過去問集
過去問を解くことも大事です。
全体量を把握できますし、傾向もつかめるためです。
しかし、去年や一昨年など最近の過去問は入試前1か月ほどの間に取り組めるよう取っておくといいと思います。
古い過去の物から取り組みましょう。

2025年度版(2024年度入試の過去問が入っている)は上↑の2冊。
過去問集も早めに手に入れておくといいでしょう。売り切れると手に入れるのに本屋を回らなくてはならなくなります。

下記の伸芽会出版は国大横浜の過去問集はまだ販売されていないようです。今販売されていないと、2025年は販売されるのか不明です。

3.家でのお手伝い
過去問や対策本を見てもらうと傾向がつかめると思いますが、
切った野菜の断面
掃除用具の組み合わせ
牛乳からできている食材
など日常生活でお母さんお父さんのお手伝いをしていれば当たり前に分かる問題もでてきますので、お手伝いを一緒にすることも大事です。

4.季節を楽しむ
季節に関連する問題もあります。
季節の行事、季節の花、草木、虫、動物、自然と触れ合って学べることは多いです。
秋は、紅葉し、芋栗が食べられて、コスモスが咲き、鈴虫が鳴き、七五三の行事がある。
冬は雪が降り、木々の葉は落ちる、シクラメンやポインセチアの花がキレイで、クリスマス、お正月、そして節分では豆をまく。
春は桜が咲き、菜の花チューリップいろんな花が咲く。つくしやたけのこも生える。ひなまつりは3/3で、5/5は子供の日で柏餅を食べて、こいのぼりが空を泳ぐ。
夏は木々の緑が豊かになり、朝顔やひまわりが咲く。7/7は七夕で、夏はお祭りが多い。ゆりやハイビスカスが咲く。

大人は当たり前に知っていても、こどもはどの季節のことなのか覚えていないので、季節を感じる生活することは大事です。
机の上での勉強より、経験することの方がはるかに記憶に残ります。また写真に撮っておいて、問題に出てきたときに、「ほら、こないだお月見した時の写真だよ。これはいつだったっけ?」など経験と結びつけると子供もより理解が深まると思います。

私は自身が花に疎かったので、こどもと一緒に花の季節を覚えるのはいい勉強でした。

半年前~夏休み前(年長さん春)

家庭学習継続

変わらず家庭学習は続けますが、無理強いはしません。
子どもの気合や集中力は長く続くものではないと思います。夏休み開けた頃~入試までの2か月間をモチベーション高く気合を入れていてほしいので、まだ夏休み入る前なので、受験勉強は飽きることがないよう楽しく続けられる程度で進めました。

体験や模試があれば参加

体験や模試があれば参加します。
体験はあまりお金がかからないことが多いですし、新しい環境なのでいい刺激となります。
子どもたちは入試当日に初めて横国附属小の敷地内に入ることになります。
初めての環境で、知らない人の話を聞き、指示された通りに動く必要があります。
新しい初めての環境への適応力を高めるために、いろんな塾の体験に行くのはいいのではと思い、私も体験は3回連れて行きました。
お母さんお父さん知っている先生がいなくても、大丈夫なように、初めての環境に慣れておくのは大事だと思います。

模試は、試験当日の動きに近い流れを体験できるので、模試にはなるべく参加させました。

夏休み~入試(年長さん夏~秋)

塾のクラスを単発で受講

夏休みくらいから、ようやく塾の受講を検討します。
通いやすさは大事なので立地、あとは先生の雰囲気や教え方が子供にあっているかどうかという所もみました。保護者へのサポートの手厚さや、金額も検討事項にいれてもいいと思います。

うちは、体験授業を受けた教室を選びました。
ただ、国大向けのクラスをすべて受講するわけではなく、自分や子供の予定を優先して、そして無理なく通える授業だけ申し込みました。

国大はペーパーと行動観察があるので、授業も分かれていることが多いです。
行動観察は数人でグループになってグループ内で協力して与えられた事を実践できるかということが多いので、知らない子たちとその場で話し合い、自分の意見を発言するだけでなく相手の意見にも耳を傾ける必要があります。これは家ではできないので、行動観察の授業は多めに、ペーパーは自宅でもできる(教えられる)ので少な目に授業を選びました。

幼児教室の受験対策クラスは1年前(年中秋頃)からスタートするため、1年前から通っている子も多いです。
塾、幼児教室に通わせることはいい学びになると思います。しかし、通い続けるとその環境に慣れてしまうということもあります。
もともと通っている子は、授業の流れや先生の質問などに慣れているのでなんなくこなせている子が多いと思います。その中に我が子、アウェイに飛び込んだような状況で動きがぎこちない。
しかし、試験当日はみんなアウェイ。慣れない環境で学ぶことも大事だと思うので、そこは見守りました。

模試は極力受ける

試験になれておくことは大事だと思うので、模試は極力受けるようにしました。8月頃から、模試を受けない週は授業を入れるくらいの頻度で、塾に通わせました。
模試もいろんな会場で開催されているので同じところだけではなく、あえて別の会場を選択するのもいいのではと思います。
うちは計4.5回模試を受けました。徐々に判定が悪くなっていき、合格から遠のいていたので心配になりました。それだけ、周りも頑張っていたということだと思います。

受験カレンダーの作成

入試の日までのカレンダーを子供向けに作りました。
9月頃からのカレンダーを作って、模試や塾の予定を書き込み、過ぎた日には斜線をしました。
うちの子はカレンダーをみて「あと何日だ!」とかやる気になっていたようなので、おすすめです。
受験が終わったら、行きたい場所へ遊びに行くなど計画を立てておくのも良かったと思います。

塾では教えてくれない意外な勉強法!?

子ども一人で取り組めて、値段もリーズナブル

こどもが楽しくゲーム感覚で勉強できる方法があります。
すぐに慣れてこども一人で取り組めるし、かなりおすすめです。
塾でいろいろな勉強法を教えてもらいましたが、そこでは言われなかった方法です。
値段も0円~高くても1万円かからないで、受験までずーっと使えるので塾の1授業1万円近くすることを考えてもお得だと思います。
以下↓で紹介します。

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