大学時代のコンプレックスを解消したくて、でもどうしようもなくて大学院進学を辞退して深圳に行くことに決めた。
今年(2018年)3月、東京工業大学を卒業しました。
同じ大学の大学院に入学も決まっていましたが入学辞退しました。
そして、中国の深圳に行くことにしました。
中国・深圳といえば最近巷で話題になっている都市ですし、耳にしたことがある土地だと思います。釈迦に説法ですし、ネットで調べた情報を知った風に書くのも誤認知を晒すし、ゴミ情報をネット上に増やすし、あまりいいことではないと思うので深圳についての説明は割愛で。
ところで、深圳を知るために色々ネット上の記事をあさりましたが、最近では「日本が中国に完敗した今、26歳の私が全てのオッサンに言いたいこと」という昨年(2017年)末に公開された記事が一番印象に残っています。中国通のオッサン方々の虫の居所を見事に悪くさせたようでバズってました。ぜひ一読していただきたい記事です。
記事を読み進めて行くと下のような煽りがちな書き始めで「26歳がおっさんに物申すパラグラフ」が現れる。
私はすべての20代を代表して、人生の先輩方であるあなたに言わせてもらいたい。先兵のひとりとして、管理職を務めるあなたに、経営者のあなたに、意思決定権をもつあなたに言わせてもらいたい。
とにかくバズってました。私としては何もコメントしたくないので、とりあえずリンク貼っときます(ココ)
ただ1つだけ言わせてもらいたいのが、全ての20代を代表して発していることに私は同意できませんでした。煽り成分が強すぎたのが原因のような気もしますが...。
とにかく前書きが長くなってしまった。ココからがこのnoteの本論であると思っていただけると幸いです。noteで初めて文章を書くので勝手はわかりませんので、短めな内容にしたいと思います。
在学中に膨れ上がったコンプレックスを返済する
深圳に行くことを決めたキッカケの1つに大学在学中にコンプレックスを抱えてしまった、ということがありました。
「やりたいことに挑戦できない(臆病になってしまう)」
「やり始めたことを継続できない」
何をしてもこの2つが克服できない自分がいました。今度こそは頑張ろう。そう考えてはいても、何かと言い訳を探して、一生懸命に現状に向き合うことをしてこなかった自分がいました。
「中国に行きたい」
これについては大学在学中からずっと思っていたことでした。
別に何かを成し遂げたい訳でもありません。留学に行きたい訳でもなく、ただ、1週間以内の旅行とかではなく、それ以上のまとまった期間を取って中国に行きたい。それだけでした。強い理由がなかったために在学中には中国に長期間で行く決断ができず、またそれを後々後悔していました。
中国に行きたい。
そんな、その気になればすぐに実現できることをできなかった自分に情けなさを感じていました。
中国に行くこと自体は自分のキャリアにおそらくなんの役にも立ちません。
「フラフラしてないで仕事をしなさい」
「大学院に行けばいいじゃん」
家族や多くの知り合いにも耳にタコができるほど言われてきました。もうその通りすぎて返す言葉がありません。
それでも、やはり中国に行きたい。
だから、中国に行きます。
来週行きます。