
#11 税理士試験の思い出 | 計算の総合問題 | 解答用紙の準備
前の記事で、直前期に毎日1題総合問題を解いていたことについてお話しましたが、面倒なのが解答用紙の準備でした。
税理士試験の解答用紙はB4でしたが、家のプリンターでコピーできるのはA4までで、スーパーや100円ショップの5円コピーを利用したこともありますが、手差しトレイがついていないので、1枚1枚取ることになり、後ろに並ばれると、気になってゆっくりコピーしていられませんでした。
そこで、家にあるA4の裏紙に各問題の解答用紙の項目を転記して解答用紙を作ることにしました。丁寧な字でつくる必要はないので、そんなに時間はかかりません。
たとえば、法人税なら、左側に「加算」「減算」と書いてあるだけの解答用紙がありますが、あのようなコピーするまでもない解答用紙は、A4の裏紙に縦に線を引いて、「加算」「減算」と記載しました。
解答用紙の内容的にどうしてもそれでは対応できないものだけ、家のプリンターでコピーしていました。
B4の解答用紙をA4でコピーするのでもちろんはみ出ますが、解答に必要なことが記載されている部分のコピーが取れればいいので、A4でも大丈夫でした。
解答も、A4の紙の大きさで充分書けました。
そして、解いた後なのですが、採点をする際、ミスをしたところがあれば、
なぜそのミスをしたのか、どうしなければいけなかったか、ということを、その解答用紙に簡単に記載していました。
そして、その解答用紙は捨てずにとっておき、模試の前日の夜に、ざーっと見直しました。同じ問題を何度も解いたときは、最新の解答用紙だけ残すようにしていきました。
これをすることで、まちがいノートの代わりになりました。
実際に問題を解いて、ミスをした解答用紙の方が、印象に残りやすかったと思います。
そして、特に気になる問題の解答用紙は、模試にも持っていき、模試を受ける直前に、もう一度見ていました。
いま思い出すと原始的ですが、こんなことをしていたなあ、ということもいい思い出になっています。
ただ、今だったら、WordやExcelで、A4で作るかと思います。あるいは、AIを上手く使えば、こういうのも簡単になるのかもしれませんね。