
【HOW TO ストロングマントレーニング】 ~ストロングマンのように鍛えるガイドブック~ 後編
後編もご覧いただきありがとうございます!
引き続きBIG KGがお送りいたします
まず、貴方が本記事に辿りついたと言うことは、すでにストロングマンの魅力に取り憑かれている証拠かもしれません..
前編ではストロングマンに関する基本情報的な部分を主に紹介しました
後編である本記事では、実際にストロングマントレーニングを行うにあたって、
・必要な種目のジャンル分けやそれぞれの特徴・メリット
・↑を元にしたメニュー例
・普段BIG KGが実施しているトレーニングメニュー
をメインに、ご自身のトレーニングにすぐ取り入れられるような実践的な提案・共有をしていきます
ストロングマンになる、あるいはストロングマンのように強くなるためには
ストロングマンのようにトレーニングすることが一番の近道であることは明白
本記事を通して貴方の中のストロングマン衝動を、実行に移すための後押しができたら嬉しいです
拙い文章かもしれませんが引き続きよろしくお願いいたします!
それでは早速本題に移っていきますが、
この記事を読んでる人の多くは普段SNSで私のトレーニングを見てくれているかもしれません(ありがとうございます!)
やはり挙げた重量に注目してくれる人が多いのですが、
重量というのはあくまでトレーニングやコンディショニングへの取り組みの結果であり、今回のガイドブックを通して、重量だけを見るのでなく、どんなことを考えて日頃私がトレーニングしているのかを少しでも伝えたいと思って本記事を作成しました(木を見ずに、森を見る!)
ストロングマントレーニングをハードかつ安全に行い、成果を出すためにはさまざまな工夫が必要で、私が一般的に強いと言われるのも断じて、
「元からそうだった」からだけではありません
ストロングマンはストロングマントレーニングをしているから強いをこれからも体現していくとともに、皆さんにもストロングマントレーニングによる身体・パフォーマンスの変化を体感して欲しいです!
・有料記事購入特典
特徴的な種目のビジュアルがわかるように、動画概要欄に解説コメントをつけたトレーニング動画のリンクを貼り付けているのですが、(購入いただいた方のみが見れる動画です)
その動画のコメント欄を利用して各種目に関する質問をしていただくことができます!
本記事はアカデミックな情報を網羅しているというよりは、私が今実際どういったことを考え、実践しているかの共有と、そこからできる提案がテーマです
決してストロングマントレーニングと、それに関するトレーニング知識の「完璧な教科書」ではありませんのでご了承ください
専門用語や、そういった表現も度々出てくるかと思いますが、どれも少し調べたら出てくるようなもの(グーグルのAIすごい…)ばかりですのでご安心を
有料化するにあたって、人様の作成した記事などのリンクを貼り付けるわけにもいかないので、これを機会にトレーニングについて分からないことがあれば専門家の指導を受けたり、自身で勉強してみたりすると良いかもしれません
知識は力です
合わせて、本記事に関する内容に限らず、
メールでのトレーニング・身体作りに関するアドバイスを1回分(一つのトピックに限る)無料!
にて受けさせていただきます!
デカく・強くなりたい、ストロングマントレーニングを取り入れてみたいと考えているみなさまに、ぜひご活用いただきたいです!
(その後のパーソナルトレーニング、オンライン指導のご用命も大歓迎です!)
・お問い合わせ先は
Instagram @bigkg_strongman へDM
または、
japanstrongestunity@gmail.comへメール
この記事を一つのきっかけに、
一緒に強くになっていけるコミュニティ
(=JAPAN STRONGEST UNITY)
を広げていけたら嬉しいです!
改めてよろしくお願い致します!
・ストロングマントレーニングを取り入れるために
ストロングマン競技には様々な種目があり、それらを複合的に行いますが、常にそのようにトレーニングすると、ほとんどの人は単純に身体が持ちません(いわゆる全身法+高強度となってしまいます)
多くのトレーニー/ストレングスアスリートが分割法(部位/動作ごと)に近いトレーニングルーティンを採用してるかと思いますが、これはストロングマントレーニングにおいても疲労を管理し、オーバーワーク・怪我を予防するために効果的な方法と考えています
今回は、よくある ベンチプレス=大胸筋=プッシュ動作 のように、
ストロングマントレーニングを大まかに要素ごとにカテゴリー分けし、
それらを踏まえて作成した通常のジムでも実施できるサンプルトレーニングメニューと、
現在のBIG KGのトレーニングメニューと強度設定を公開!
種目動画の概要欄にはなぜこの種目なのか、一言解説がありますのでそちらもぜひご覧ください!
ただし!残念ながら、ストロングマン専門の器具にアクセスできる頻度に制限がある方がほとんどな現状です、、、
もし専門的な器具に触れられる機会が限られている場合は、そのトレーニング日を作ることを最優先(練習会への参加など)し、その際になるべくさまざまな器具・種目を試してみましょう
苦手も得意も、まずはやってみないと分からないかと思います
そうすることにより普段のトレーニング環境でどういう課題・改善点を意識してトレーニングを行うべきか見えてくるはずです
それぞれのストロングマン種目に必要な要素を分解し、なるべく鮮明に理解し、自身の課題として把握できるかどうかで、普段のトレーニングの質は大きく変わるでしょう
理想は週1回のストロングマンDayを専門的器具がある環境で実施することですが…(練習会へのご参加お待ちしています)
もっといろいろな場所でストロングマントレーニングができるよう普及活動頑張ります!

●種目分類
a, ストロングマンオブジェクト
・アトラスストーン

・タイヤ

・ログ

・サンドバッグ

などのストロングマントレーニング特有の扱い方を求められる物体を
ストロングマンオブジェクトと呼んでいます
通常のバーベル動作に比べて、器具自体が大きかったり、形状やポジションによって、保持する事自体が難しく、それぞれに類似するバーベル動作などと比べて、より強く、正しく物体に力を伝える必要があり、端的に難易度が高いと言えます
ストロングマンオブジェクト種目を正しく実施する事によって、通常のバーベルトレーニングでは得られない機能的な筋力を手に入れるための刺激を、文字通り身体全身に与える事ができると考えています!
これらの種目は、ストロングマンがストロングマンたる最重要事項であり、ストロングマン競技への参加や、ストロングマンのようなフィジカルを目指すなら、こういった物体を扱う技術・筋力を養うことが最優先となるでしょう
前述の通り、ストロングマントレーニングは要素の複雑さから、難易度の高いトレーニングと言えますが、
(正しく乗りこなす前提で)その分、対価として得られるものも多く、ストロングマンオブジェクト種目を行うことにより、
以下のような、高重量を扱うための中枢機能とも言える要素を多く使い、
体幹・関節を安定させる能力を養えると考えています(専門用語多いです)
・物体の形状や自身が移動することによって発生する感覚器・前庭系への刺激による、腹圧の維持・呼吸テクニックの改善・関節ニュートラルポジションの獲得・モーターコントロールの改善
・主に丸い物体を身体の前で保持する(脊柱の屈曲)動作による胸椎伸展筋群/前鋸筋/僧帽筋中部下部の強化、腰椎伸展パターンに頼らない姿勢維持・出力の獲得
・把持力(引き付ける、抱える、握る など)全般の強化
・種目により異なる、さまざまな速度帯で行われる動作による最大筋力・筋パワーの向上、動作コーディネーションの改善 など
すごく簡単に言い換えると、
一般的なウェイトトレーニングに比べ、負荷(重さ・外力)に対する、
抵抗力・対応力、それら能力の再現に必要な身体の使い方や筋力
が効率よく身に付く可能性があって、なおかつ他競技(特にコンタクトスポーツ)にも転用できる部分も多々ある
と、私は考えていると言うことです
適切な指導を受けずに、ストロングマントレーニングを体験した人が、
「これは人間強度が高い/関節が強い人じゃないと出来ない」という感想を言っているの聞いたり、目にしたことが何度かあります
一般的に知られるウェイトトレーニングと比べて、強度・難易度・疲労度の高いトレーニングなのは事実ですが、ただ単に正しい方法で行ってない/知らない場合がほとんどで、そこで諦めてしまうのはとても勿体無いです!
簡単でないトレーニングであるからこそ、大きな対価を得られる可能性も高いはずです
ストロングマントレーニングを人に教えるようになった時から、
今までずっと言っていることが、冒頭でも書いた
ストロングマントレーニングを行っているからストロングマンは強い
と言うこと!
決して才能だけが決めることではありません
選ばれし者のトレーニングでもありません
ストロングマントレーニングを通してすべての人は強くなることができます!
ストロングマントレーニングは全ての強くありたい人の手助けになります!
・ストロングマンオブジェクトを再現する種目例
ここから先は
¥ 3,000

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