地中海の真ん中に浮かぶ 小さな島 「マルタ共和国」
イタリアのシチリア島の南に位置するので、言語はイタリア語?と思われるかもしれませんが、マルタの公用語は、「マルタ語」と「英語」なのです。
マルタは、164年間 イギリスの統治下にあり、第2次世界大戦後、英語がマルタの公用語に指定されました。リゾート地としてもヨーロッパの人々に人気なマルタですが、比較的 物価も安めだと思います。
首都のバレッタは、市街全体が世界遺産に登録されており、また 治安が良く、近年 英語を学ぶ留学の先としても人気を誇るマルタ。
留学カウンセラーとして、昨年現地の様子を視察してきました。
マルタは、観光業に力を注いでいるため、マルタ語だけでなく、レストランや銀行などの街の表記は、英語のものが多いです。
また、レストランのフードメニューなども、比較的 簡単な英語で書いてあることが多いので、他の英語圏よりもどんなものなのか想像がしやすく、わかりやすい印象を受けました。
名物のタコ、パンにいろいろディップして食べるのがマルタ流(写真はツナ)。特にタコは、柔らかく絶品!
東京23区の半分サイズとも言われているミニ国家のマルタですが、島には国立大学 「マルタ大学」もあります。
マルタ唯一の国立大学なので、さまざまな学部があり、1万人以上の学生が学んでいます。
その内、留学生は約700~800人ほどで出身国も80カ国以上と、国際色豊かな環境です。
ちなみにマルタは、医療費と教育費はすべて無料!
教育費に関しては、このマルタ大学の学費まで負担をしてくれるそうです。(しかも、お小遣いやパソコンなども普及されているとか…)
地元の人々は、フレンドリーで親切な人ばかりでしたが、こうした国の安定した制度も、治安の良さに繋がっているのかなと感じました。のんびりした海沿いの道をバスで走ったり、(マルタの公共交通機関は、バスのみです。)街中を歩いたりしていると、旅行だけでなく、もっと滞在したい! この島で留学生活をしてみたいという気分になります!
現地の語学学校(マルタは、国際色が豊かです。)
さらに人とは違った滞在をしたい方は、マルタ島から、フェリーで約20~30分ほどにある島「ゴゾ島」での語学留学もおすすめです。
マルタ共和国2番目の面積を持つ島で、自然の多く、地元の人々は週末にゴゾ島に小旅行へ行き、家族でゆっくり過ごすことが多いそうです。
マルタ本島に比べて、さらにのどかで、ゆったりした時間が流れていた場所でした。
英語の通じる環境、治安の良さ、人のフレンドリーさ、美味しい料理、物価など、今回 マルタに行ってみて、印象が変わった点が沢山あり、特に初めての留学・海外旅行・ヨーロッパ旅行などにも おすすめできる国だなと感じました。
ぜひみなさんもマルタ留学・旅行考えてみてはいかがでしょうか?