日本にはない「チップ文化」!海外専門旅行会社スタッフはどうしてる?
こんにちは、海外専門旅行会社ジェイエスティの藤原です。
海外旅行をご案内する際によく質問されるのが、「チップ」について。
チップって日本では馴染みのない文化なので、
「いつ・どこで・誰に対して渡したらいいの?」
という声をよく聞きます。
チップを渡さないと…と言われるけど、そもそも何?というあなた。
ご安心ください。
・チップとはそもそも何?
・チップが必要な国はどこ?
・これで大丈夫、相場とチップの渡し方
の3点に絞って今日はお話していきます!
この文を読めば安心!5分でサクッと使える知識を蓄えましょう!
では早速スタート!
チップってそもそも何?
チップとはサービスに対する【心付け】のこと。
基本的には気持ちの良いサービスをしてもらった時にそのお礼として支払うといった形でしょうか。
チップ文化のある国ではレストランの食事代、ホテルの宿泊費などにサービス料が含まれていませんので、サービス料に相当する部分をチップとして支払います。イメージとしては、「サービス=有料」ということです。
チップのある国・地域では、サービス業の賃金が低く設定されているところが多い為、従業員の収入の一部が、サービス料としてもらうチップによって占められています。
チップが必要な国はどこ?
「海外=チップが必要」というのは間違いではありませんが、正解とも言えません。日本と同じように国によってはチップが不要の国もあります。基本的にチップがどの場面でも必要な国とチップの習慣がない国を覚えていくとよいでしょう。
チップを渡す必要がある国
・アメリカ
・カナダ
・メキシコ
・エジプト
・カタール
・アラブ首長国連邦
チップを渡す習慣がない国
・アルゼンチン
・イエメン
・オマーン
・フランス
チップを渡す習慣がないといっても、荷物を運んでもらった、ホテルのルームサービスを受けた、対応がよかったなど特別なサービスや気分のよいサービスを受けた場合には渡すこともあります。
また、チップが必要な国でも、お店によってはチップが不要の場合もあります。例えば、アメリカではチップ文化が一部システム化されているので、レストラン全体でService Charge(サービス料)としてまとめ、その一部を従業員全体に分配しています。
ちなみに、お会計のレシートに「Service Charge / Tip / Gratuity 10%」など明記があるものは、すでにその請求金額にチップが含まれている為、渡す必要はありません。
★この明記を知らないと、知らないうちにチップの二重払いをしているかも...後悔する前にサクッと学んでおきましょう!
詳しくはこちらの動画をご覧ください♪⇓
これで大丈夫、相場とチップの渡し方
実際、チップはどのくらい渡したら、どうやって?との部分もマスターしておきましょう。
まずは共通マナーから。
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