はじめまして・その１｜JSTAってどんな団体？
noteをご覧の皆さま、はじめまして。
私たちJSTA（ジャスタと呼んでください）は、その名の通りオールジャパン体制で『スポーツツーリズム』を推進する団体として、2012年に誕生した会員組織です。
一般企業などの法人、各種協会団体などの公益法人、自治体、競技連盟やプロチームをはじめとしたスポーツ団体、個人の会員の皆様に支えられて活動をしています。
JSTAってどんな活動をしているの？
スポーツツーリズムとは、スポーツで人を動かす仕組みを指します。観戦や合宿など、スポーツを通じて域外からの訪問者を増やしたり、域内でも、ボランティアなどスポーツを通じた活動を行うことで交流が生まれ、地域の活性化に繋がります。
JSTAでは、スポーツツーリズムを推進する組織として、地域における旗振り役となる推進組織＝”地域スポーツコミッション”の設立を推奨しています。
また、スポーツ・観光・まちづくりに関連する組織のネットワーク化を図り、情報発信や人材育成の支援などを行っています。
①私たちは『地域×スポーツ』の専門集団です
2020年よりスポーツ庁の地域スポーツコミッション関連事業を4年連続で 受託しているほか、各自治体の事業に関わることで蓄積されたデータやナレッジを活かし、地域×スポーツ領域での専門集団として、地域スポーツコミッションの新規設立や経営の多角化に向けたコンサルティングや地域スポーツに関連した戦略案の策定業務を受託しています。
そのほかにも、講演や会議体の委員などアドバイザーとしても活動してい
ます。
②国内外でスポーツツーリズムに関する情報発信を行っています
自主事業として、最新のトピックを取り上げるオンラインセミナーの開催や、スポーツツーリズムやスポーツコミッションの活動が活発な地域で出張開催をしている「スポーツツーリズム・コンベンション」など、積極的な情報発信を行っています。
また、国際的なスポーツ会議への出席や講演会の登壇、海外の専門展示会への出展を通じて、日本のスポーツツーリズムを発信しています。
右：2023年3月に有明アリーナで開催した「第11回スポーツツーリズム・コンベンション」
③これからの地域×スポーツに求められる人材を育成します
地域×スポーツや地域スポーツコミッションに関わる人材を育成するための講座開催や地域おこし協力隊のネットワーク団体など、関連団体との情報交換や協力を行っています。
④自主調査や共同研究を行い、レポートや書籍を発刊しています
これまでに、地域スポーツコミッションに関する調査（2021）や、武道ツーリズム事業者に関するアンケート調査（2020）等を実施しました。
また、JSTA編著によるスポーツツーリズムに関連する書籍を2冊発刊しています。
・「スポーツツーリズム・ハンドブック」（学芸出版社/2015年）
・「組織運営・事業開発・人材育成 実践スポーツツーリズム」（学芸出版社/2022年）
ツーリズムと謳っても旅行商品はつくりません
団体名に「ツーリズム」とあるので、旅行商品やスポーツを活用したコンテンツ開発をしているのでは？と思われることもあるかもしれませんが、私たちは、商品づくりや開発はしません。
その代わりに、私たちの会員には、交通・旅行会社、イベント・広告会社、スポーツ関連業など様々な企業や団体、地域の方々がいらっしゃいます。そうした会員の皆様をお繋ぎしたり、ご紹介させて頂くことで、商品づくりやコンテンツ開発にお役立て頂いています。
ツーリズム＝観光だけにとどまりません
ツーリズム＝観光と思いがちですが、私たちが手掛ける領域は、スポーツ観光に留まりません。もちろん、旅先でスキーやゴルフを楽しむ、サイクリングを楽しむこともスポーツツーリズムの一例です。
しかし、それだけに留まらず、「スポーツで人を動かす仕掛け」として、その一端となる、アリーナやスタジアムなどのスポーツ施設の開発やサイクリングロードを整備するまちづくりなど、地域とスポーツの活用や連携についても関連領域となります。
一口にスポーツツーリズムと言っても、地域とスポーツ、観光、まちづくりなど様々な要素が絡み合うため、幅広い知見が必要となります。
JSTAでは、有識者である理事や会員と事務局メンバーが力を合わせて、スポーツツーリズムを推進したいとお考えの法人や団体、自治体をサポートしていきます。