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動物に癒される
こんにちは、カウンセラーの八井麻衣子です。
皆さんは、動物を見たり触ったりして、癒されたり可愛いと思わず笑顔になった経験が一度はあると思います。
気づいたら、動物の動画をずっと観ていたり。。私もその1人です。
また、老人ホームや小児病棟に犬などの動物が行って、お年寄りや病気の子供達と触れあう映像をご覧になったこともあるかと思います。
上記の活動は、Animal Assited Activity (動物介在活動)といって、慰問活動で動物を撫でたり、動物への声掛けをしたり、具体的な治療の目的をもたずに、生活の質の向上を目指します。
動物と触れあうことで、オキシトシンやエンドルフィンなどの幸福ホルモンが分泌、促進され、これにより心身安定がみられ、ストレスも軽減されると言われています。
不登校や引きこもり、問題行動で悩んでいる子供達にも効果があると考えます。
ここには、心理的効果、社会的効果、身体的効果があります。
心理的効果 動物と関わることで気持ちの安定、孤独感の解消、リラクゼーション効果があります。私も一時不眠で悩んでいた時に、飼っている猫を触りながら横になると、自然と眠りにつけたことがありました。
社会的効果 こちらは犬のお散歩などで、1歩外に踏み出してみる。それが慣れてきたら、同じくお散歩をしている人とお話をしてみる。
動物病院に行った時に、話せないペットの代わりにお医者さんに伝える。
身体的効果 優しく触る、お散歩の時のリールの力加減を考える。
など、小さなことでも脳で考えて行動することに繋がるのです。
動物は、素直な反応をしますし、与えたらやっただけの反応を示すので、子供達もコミュニケーションを学習しやすいのです。
悲しい時、具合が悪い時、近くにそっと寄り添ってくれたりしますよね。
そういった経験を通して、多くの事を学んでいくはずです。
ご家庭で、ペットを飼っていない方は、動画でも癒しの効果は得られます。
目で耳で、動物の表情や動きをみることで
十分に脳から癒しのホルモンが出されます。
今は猫カフェや、ふれあい動物園などもあるので、足を運んでみるのもいいかもしれません。