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テイクオフの教科書中巻チャプター1"パドル"
アロハ、サーフィン上達第5ラボのタクです!
今回からテイクオフの教科書中巻に入っていきます。
内容はテイクオフの"アクセレーション"というプロセスです。
"アクセレーション"の構成は
・チャプター1"パドル"
・チャプター2"走り出し"
です。
まずはチャプター1"パドル"からスタートします。
今回の記事は
「テイクオフの時に頭真っ白になっちゃう...」
「もっとテイクオフで余裕を持ちたいなー。」
というお悩みの役に立つ内容です。
"アクセレーション"プロセスにおける"パドル"は、ISAレベル2サーフコーチのコーチング(タクが参加していた)で受講者が「今までめちゃくちゃムダなことやってたんだ!」と感動することが多かった部分でもあります。
今回の内容は
・道具が必要ない
・次のサーフィンですぐ試せる
ので、ぜひご一読を!
"アクセレーション"プロセスのパドルのやり方
"アクセレーション"プロセスではパドル回数を4回にします。
「4回でテイクオフできるの?」
と思うかもしれません。
答えは、4回でテイクオフできるです。
ただし
・前提条件として"BLセット"が完了していること
・例外あり
"BLセット"に関しては下記をご参考にどうぞ。
→→テイクオフの教科書下巻チャプター4"BLセット"はコチラ←←
例外については本記事の後半で説明します。
次はパドル4回の理由についてです。
パドル4回の理由
パドルの回数を制限するのには理由があります。
それは情報処理をしやすくするため。
情報処理なんて言葉がでてきたので小難しく感じるかもしれません。
言い換えると
・思考しやすくする
・感覚器を鋭敏にする
全速力で走っているときに2桁の掛け算を暗算できないように、鬼パドルしているときに高度な思考はできません。
さらに、鬼パドルは感覚器(触覚など)の機能も低下させます。
これはすぐに実感できるので、一緒に試してみましょう。
ペンをご用意ください。
なければ、ある程度重量があって、握っても大丈夫なものを。
①力を抜いた手のひらにペンをのせる
②ペンの重さを感じる
③手のひらのペンをギュッと強く握る
④強く握ってる時のペンの重さは?
どうでしたか?
おそらく、ペンを強く握ったときは重さを感じなかったはず。
筋の収縮回数が多かったり、強かったりすると感覚の機能は低下します。
これは、筋肉の中にある筋紡錘というセンサーが、筋収縮の影響でうまく機能しなくなるため。
まとめると、鬼パドルは思考と感覚器の情報処理容量(対応できる上限値)を圧迫する。
だから、パドルは4回にしてバッファ(ここでは対応できる余裕の意味)を残しておくことが重要です。
「OK!"アクセレーション"は4パドルね!」
とご理解いただけたと思います。
実は、物語でいうとここまでがプロローグ(序章)です。
本編はここから。
実は、4回のパドルのうち前半2回と後半2回で別々のことをやらなければいけません。
まずは前半2回でやることからお伝えします。
4パドル前半でやること
4パドルの前半2回でやることは
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