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【インターン体験記1】補助犬を身近に感じたトントゥフェスティバルでの一日
皆さん、こんにちは!日本補助犬情報センター事務局です。
当会では、2024年9月から、神奈川大学の学生さん2名にインターンに入ってもらっています。
今回は、大学2年生のたまちゃんに「ほじょ犬ってなぁに@トントゥフェス」で感じたことをレポートしてもらいました。
▼プロフィール
たまちゃん/Tamachan
日本補助犬情報センターのインターン生。神奈川大学在学中。
最初は「補助犬って保護犬のこと…?」と思っていたけれど、日本補助犬情報センターでインターンをするようになってからは、補助犬についてめきめきと知識を習得中。
可愛いイラストを描くことや、誰かを褒めることがとても上手。
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2024年10月26日(土)、
埼玉県飯能市で開催されたトントゥフェスティバルのお手伝いをさせていただきました。
このイベントは、補助犬の仕事内容や福祉についての理解を深めることを目的とし、お越しいただいた方々に補助犬の役割や福祉について学んでいただく機会を提供するものでした。
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補助犬ユーザーのトークステージが行われたり、ワークショップを通してお越しくださった方に実際に点字や手話、「補助犬うんこドリル」を体験していただいたり、とても興味深い一日でした。
トークショーでは
補助犬がどのように視覚や聴覚、身体に障害のある方々を支えているのかを説明するデモンストレーションが行われました。
具体的に、ステージの上で盲導犬が指定された場所へ人を案内したり、介助犬が座っている人へ物を渡したりしていました。
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たくさんの補助犬とユーザーさんが参加されていましたが、どの補助犬も賢く良い子で、お互いに信頼して生活し、強い絆で結ばれているのがよくわかりました。
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そんなユーザーさんの生活にはなくてはならない存在の補助犬が、未だに入れないお店、利用できない施設があるのは、早急に改善しなくてはならない課題だと思います。
ワークショップコーナーで体験してもらった「補助犬うんこドリル」で最も間違いが多かったクイズも「補助犬は補助犬マークがあるところしか入れないか」という問題だった印象があります。
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しかし、
補助犬のことをあまり知らない人、犬が怖いと感じる人もいると思います。私もこれまで、補助犬やユーザーさんとお会いした経験がなかったので、今回初めて近くでお話させていただくときはとても緊張しました。
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ユーザーさんに許可をいただいて、特別に補助犬に触れさせていただくと 、普通のわんちゃんのように尻尾を振って喜んでくれる子や、足を触られて少し困った表情を見せてくれる子がいて、補助犬達がとても身近に感じられました。
このようなイベントを通してより多くの人に補助犬の存在と役割を知っていただく機会が今後も必要だと思います。
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また、トークショーの後半では
「私達はいつでも障害 がある方を助ける準備ができているけれど、障害がある方は声を出せないでいることもある」という内容の話がありました。
私も、普段街で白杖を持つ方や車椅子で苦労している方を見かけても声をかけるべきか迷い、何もできずにいることがあります。私が声をかけたら迷惑ではないか、その方に対して失礼ではないかという気持ちがあるためです。しかし、今回のトークショーで実際に話を聞いて、勇気を出して声をかけてみようと思いました。今、助けが必要でなければ、それでいいので、何かアクションを起こしてみることが大切だと思います。
補助犬は
障害がある方の大切なパートナーであり、ユーザーさんや周りの人の安全を確保する重要な役割を担っていますが、その能力には限界があることを理解しなくてはいけません。そして、より多くの人が興味関心を持ちサポートすることで、人々がより暮らしやすく自立した社会になると考えます。
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次回は、
私が担当した点字名刺づくりのワークショップについて、ご報告したいと思います。
(日本補助犬情報センターインターン:たまちゃん)
たまちゃんからのレポートはいかがでしたか?
ぜひ、皆さんもたまちゃんと一緒に何かアクションを起こしてみませんか?
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