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オヤジギャグの向こう側

中年よ大志を抱け。どうも遠藤です。

最近、思ったことが口から出てしまい「出たオヤジギャグ」と割と白い目で見られることが多い気がします。

当会は女性が8割~9割(多分)という環境ですので、男性はそもそも少ないのですが、それに輪をかけてオヤジギャグというステータスを持ち始めています。

ふと思ったのが、オヤジギャグとは何?ということ。

主に中高年層の男性が頻繁に使う、駄洒落地口の要素をふんだんに含んだ安直なギャグのことである。

悪意がすごい。安直なギャグって・・・
これ若干「オヤジが言っている」というバイアスもかかってますよね。
最近ではCMなどでも昭和テイストのものが逆に新しいってことであったりする中で、オヤジギャグはだいぶ否定的な使い方をされていますね。

そういえば少し前、同期の職員に「オヤジギャグをどうして言ってしまうのか?知ってる?」という話をされました。
HPで調べてみると「男性が老齢化してくると、徐々に脳の前頭葉の機能が衰えてくるために前頭葉の機能のひとつである抑制機能が弱くなり、そこに長年の経験から得たたくさんの語彙の知識が加わることで、その時に聞いた言葉に対して似たような音の単語が抑制されずに口をついて出てくる」のだそう。

メカニズムを聞くとなるほどと感じますね。
狙いすましたワードではなく「とりあえず言っている」感があります。勝手に出てくるものです。以前は、あっ!と思いついても「これ面白くないな」と思って言わない時期もあったので、まぁそういう事なんでしょうね。

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私は昭和生まれですが、10代の頃にはHip-Hopを聞くこともありました。いわゆる日本語ラップの創成期(?)なのかなと思うのですが、じゃああの「韻を踏む」という行為はどうなのか?と思い始めました。

母音でつないだり、音感でつなぐような話を聞きますが、あれはすごくスキルが必要なことですよね。根本がわかってない可能性大ですが、話しているときに突然降りてくるという例え話も聞きます。
だとしたら、解釈次第ではオヤジギャグも突然降って湧いてきてなんの躊躇もなく世に放たれる言葉なわけですから、とてつもなく高尚な言葉の可能性を秘めていると言えませんか?


まぁ確かに突然空から降りてきた言葉が「ヒーローの疲労」とかでは高尚な感じはゼロですが・・・


そんなゴキブリの動きぶりが気になるほどの繊細なセンサーをお持ちの方にも朗報です。この度介助犬ライカ第2話をアップしました!

※これは私が考えたのではありません。


オヤジギャグが好きな方も嫌いな方もぜひご覧ください!
ではまた!

えんどうだいすけ

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