見出し画像

感謝ってどんなかたち?

みなさまこんにちは。
感謝の集い2023~認定報告会~はもうご覧いただいたでしょうか?
どうも感謝の集い2023準備委員長の遠藤です。

さて、今回の感謝の集いはオンライン開催でした。
あちこちに書いているので日本介助犬協会通の方は耳タコだと思うのですが、毎年フェスタのいちコンテンツとして実施をさせて頂いておりました感謝の集い。
それが!今年はフェスタとも別日程で行うというのですから、これまた大変です。

介助犬フェスタが今年はハイブリッド開催にこだわり、現地開催をするために会場の空きのあった4月のスケジュールになったというのは界隈では有名な話ですが、その打ち合わせに行ったのは何を隠そう私です。

愛・地球博記念公園さんは「ぜひ介助犬フェスタをまた会場でやりましょう!」と言ってくださったのですが、何しろ毎年恒例の5月22日(補助犬の日)周辺土日は他のイベントで埋まっていたのです。
オンラインならばきっとフェスタと感謝の集いは同日に出来ていたと思いますが、それは選択しませんでした。

で、感謝の集いの話に戻りますが・・・オンラインと言っても私の中には
①動画投稿型(事前に撮影・編集して、当日にアップロードする)
②ライブ配信型(事前に撮影・編集して、当日はライブ配信する)
③生配信型(当日生放送する)

この3つの選択肢がありました。それぞれ苦労はあるのですが、「私たちはフェスタで生配信まで行っているんだから!」と、フェスタの生配信は「ひまわりネットワーク」というプロに助けてもらっているのを忘れて③を選択しました。
機材はこの数年である程度のことが出来るようには揃っているので、あとは私たちの動き次第です。これを「オペレーションTY(Thank you)」と呼びましょう。

オペレーションTYは本当に大変でした。
もう書くのが面倒なのでオペレーショ(以下略)はやめます。

機材を動かす人、配信を管理する人、音楽を管理する人、会場には認定者さんがいらしてますから、その方々をフォローする会場班。
準備委員以下、職員がそれぞれの役割を持って臨みました。ふと、あーこれってテレビ局の収録とかでよく見るやつだ・・・と思ったり思わなかったり。

本番前の様子
本番の様子

開始時間前に出演者さんに説明をし、時間直前になるとみな張り詰めた空気(しゃべってはいけないので)になりました。何とか雰囲気を崩そうとしますが、こちらもこちらで手順とかを頭の中でぐるぐる状態でしたので、気の利いたことも言えずスタートしました。

開始直後にウィズさんが進行の柴原さんの後ろに映るというのは狙っていたのですが、あんなに「ぬいぐるみが置いてある」ような画になるとは思っていませんでした。しかもそれが突然動いて拍手をしだすんですから、驚いた方もいるかもしれません、ある意味ホラーですよ。

ぬいぐるみ状態


昨年度の事業報告も職員が手動で動かしながら、進行役が読んでおります。事前作成の動画にすることも考えたのですが、私たちの感謝の気持ちを伝える場なのだから「生朗読で行こう」と。
その方が動画が流れるだけより伝わるんじゃないか!と思っていましたがいかがでしたでしょうか?

そして認定報告です。
介助犬ユーザーの認定報告のペア紹介動画は、準備委員の水谷さんや大嶋さんのアイデアで「それぞれの介助犬がユーザーさんを紹介する」という試みにチャレンジしていました。あくまでもペアのご紹介ですから、犬が自分(犬)のことも紹介するという何とも不思議な動画になりましたが、面白かったですね。
動画が流れている間も会場では職員たちが涙していました。そしてバネッサさんはみなさんへのありがとうを伝えるため、事前に日本語を調べて来てくれていました。
と言っても、普段も日本語でコミュニケーションが取れるくらい上手なのですが、今回は「皆さんにありがとうを伝えるのに間違いがあってはダメ」とおっしゃられて事前に調べて来られていました。
青戸さんは毎回明るい笑顔の素敵な方ですが、想いがあふれてやはり涙されていました。それを見てまた職員は号泣です。

勤務犬ハクとお二人のハンドラーさんの認定報告も良かったですね。
先代のハンドラーさんからのお手紙を読んで「あぁこれは繋いでいくものなんだ」と私も感じました。
そしてさすがと思ったのはお二方のご挨拶です。看護師として何が出来るかという事をいつも考えられていて、それの想いがなければハンドラーになることは難しいのかもしれません。犬が好きな看護師ではなく、犬と共に患者さんの為に何が出来るかを考えるという事なのだと思います。

ウィズ君も大満足

今回の犬たち、エリック、クレア、ハクは映ってこそいませんが、後半はほぼ熟睡していました。会場の音(拍手)を取るために収音マイクも設置していたんですが、「もし犬のいびきが入ったらどうしよう」と思うくらい寝てました。

水上ゼネラルマネージャー、高柳専務理事のご挨拶が終わり最後はユーザーさんの動画です。
これもありそうでなかったチャレンジだったんですよ!
感謝の集いは毎年、前年度に認定されたペアにスポットを当てており、先輩ユーザーさんは会場に来ていただくのが恒例でした。オンラインになったら認定ペアもユーザーさんたちも来ることが出来なくなりました。
オンライン開催にあたって私は思いました。感謝の集いとは・・・?

ぽくぽくぽくぽく・・・ちーん(若い人はわからないと思いますが)

準備委員から
「ユーザーさんの頑張りを動画にしたらいいんじゃないですか?」


全てのプログラムが終わった後、最後の写真に切り替えて、音楽を流し
「お疲れ様でしたー!!」
と声をかけると「わぁぁぁぁぁぁ」と拍手と歓声が上がっていました。
参加者全員がお互いを称えあって無事に生配信を終えました。


ここまで読んで見るともう一回見直してみたくなりませんか?


またどこかでお会いしましょう!


えんどうだいすけ

いいなと思ったら応援しよう!

社会福祉法人 日本介助犬協会
介助犬1組の育成には240万円~300万円ほど費用がかかります。 みなさまのご支援をよろしくお願いします!