攻殻機動隊(GHOST IN THE SHELL)・・AIが生命体となる話
1995年の映画である「攻殻機動隊 – GHOST IN THE SHELL」(監督:押井守)は、30年前のものでありながら現代に通じるトテモ深いものがあります。AI「人形遣い」が意思を持って自己を生命体として認識し、「死」の概念と自分の子孫(データ)を残す能力を手に入れる、というお話です。
なんといっても光学迷彩とオープニングテーマが良い。この映画はセキュリティ関係者にはトテモ人気があり、NISCやIPAがサイバーセキュリティ月間のプロモーションクリアフォルダーを作って配りました。(2016年)
何故か私のところにも送られてきたので、未だに使っています。
コンピュータが意思を持つ映画は以前からあり、古くは「2001年宇宙の旅」(監督:スタンリー・キューベリック、1968年)のHALとかが有名です。
現状のAIは機械学習と統計処理の範囲を出てない気もしますが、極端なアルゴリズムを組み込まれたAIによる自動認識と自動実行が行われた結果、有害となることはありえます。ミサイルや無人攻撃機にAIが搭載されると(既に実装されているかもしれないが)怖いと思います。
今年のサイバーセキュリティ月間はマクロスのポスターでした。
https://security-portal.nisc.go.jp/cybersecuritymonth/2022/tieups/signage.html
マクロスは、「ヤマト」「ガンダム」と人気を3分するアニメで、登場人物が歌を歌うのが特長です。右が「超時空宇宙要塞マクロス」のリン・ミンメイ、左が「マクロス7」の熱気バサラです。
熱気バサラは、戦場に飛び込んで行って戦わずに「俺の歌を聞け !!」とひたすら歌う、とんでもキャラで気に入っています。福山芳樹の歌もうまい。