見出し画像

若手技術者が龍の水を得たるが如し!土木屋が伝えたいこと 巻ノ十

全国の土木技術者の皆様、こんにちは。
健康診断が間近に迫り、恐怖している久松です。
コロナ禍も収束しつつあり、GWもあったことから、いっぱい飲み食いしてしまったため見事に体が大きくなってしまいました……
日頃から休日はスポーツをしているのですが、それでも増えた数字がなかなか減ってくれず、このまま健康診断を迎えそうです……
長期連休直後はしっかり身についてしまうので大変ですね!
(自分が節制すればよい話なのですが笑)

さて、自分の話はさておき本題です!
土木学会の中には本小委員会のような小委員会が複数あり、本投稿「龍の巻」では、各小委員会の活動内容について発信していくということを以前の他委員による投稿でお話ししました。
第1弾は巻ノ六にて、「若手パワーアップ小委員会」について発信していきました。

第2弾の今回は、「土壌・地下水汚染対策研究小委員会」についてご紹介します。

土壌・地下水汚染とは、文字通り土壌や地下水が汚染されることであり、自然由来のケースもあれば人為的由来のケースもあります。一番有名なのは子供の頃に授業で習った、4大公害病でしょうか。これらは主に工場からの排出水が原因でしたが、土木工事においても土壌・地下水汚染は発生しうるものであり、これらの対策をしながら計画・工事を行っていかなければなりません。土壌・地下水汚染対策研究小委員会はこの土壌・地下水汚染をテーマに活動を行っている小委員会です。

それでは突然ですが、ここで土壌・地下水汚染対策研究小委員会の委員長をされている菅沼委員長にインタビューを行い、小委員会についてご紹介いただきたいと思います。

久松
菅沼委員長、本日はよろしくお願いいたします。土木学会で土壌に関する課題を調査検討している小委員会として、土壌・地下水汚染対策研究小委員会がありますが、この小委員会ではどういう活動をしているのですか?

菅沼委員長(以下、菅沼)
この小委員会は、土壌・地下水汚染に関する法規制及び調査・対策技術の課題等について、解決に向けた調査検討を行っています。
また、土壌汚染問題に対する土木学会からの情報発信と社会貢献活動として、最近では東京都特別区研修への講師派遣を継続して実施しています。

久松
2022年に研究報告を公開されましたよね。

菅沼
2022年の11月に、2017年に改正され2019年に施行された「改正土壌汚染対策法」に関する整理として、「土壌汚染対策に関連する調査・研究[改正土壌汚染対策法に関する整理]」を公開しました。

久松
もう少し内容について教えてください。

菅沼
法改正で留意すべき点を、特に建設業に関わりの深い事項を具体的かつ分かりやすく整理しました。土壌調査や対策計画に従事される方は参考にしてください。

久松
報告書はどこに公開されているのですか。

菅沼
報告書は小委員会のHPにアップしています。

久松
菅沼委員長、本日はありがとうございました。


龍の巻では、今後も土木学会の各小委員会についてご紹介していきます。
各小委員会の活動が、皆様が業務をしていく上での一助となっていけば幸いです。
それでは皆様、次回の投稿までご安全に!


いいなと思ったら応援しよう!