
若手技術者が龍の水を得たるが如し!土木屋が伝えたいこと 巻ノ二十一
土木技術者の皆様、こんにちは!教育小委員会の四宮です。
この前、子どもの習い事スポーツの大会に出場するため小田原へ行きました。ちょうどその日が2月23日「富士山の日」で、晴れた青空をバックにきれいな富士山を見ることができて幸せな気持ちになりました。
さて、今回は「土木学会デザイン賞2024」の最優秀賞を受賞しました「気仙沼湾横断橋」についてご紹介いたします。

「土木学会デザイン賞」とは、公益社団法人土木学会が主催し、優れた土木構造物や公共空間のデザインを顕彰するものです。今年度は総数19件の応募があったなか、最優秀賞2件、優秀賞7件、奨励賞2件が受賞しています。
この橋は、東日本大震災からの復興を担う重要なインフラであり、三陸沿岸道路の一部として気仙沼湾に架かる長大斜張橋です。気仙沼湾の風景にふさわしい「美しさ」とダメージコントロールなどの「機能性」の両立を目指しました。
また、この橋は観光名所としても注目されています。安波山や復興祈念公園からの景観は特に評価され、地元住民にとっても身近な存在となっています。地域の復興を象徴する存在として多くの人々に希望を与えてくれるに違いないでしょう。興味のある方はぜひ一度訪れてみてください。
他にも過去の受賞作品が下記サイトから見られますので、もし気になる作品見つかりましたら、春の行楽シーズンのお出かけの候補にいかがでしょうか。
教育小委員会では、若手技術者育成に役立つ有意義な書物や既存のコンテンツの紹介などをSNSで広く公開する活動をしています。
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