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土木技術者に贈る、お役立ちリンク集!vol.37

土木技術者のみなさんこんにちは!教育小委員会の上嶋です。
気が付けばもう3月も中旬を過ぎてしまいました。今年度もあと少し、みなさんお忙しい日々をお過ごしではないでしょうか。
だんだん暖かくなってきて、個人的には日々花粉との戦いでもHPを削り取られて辛い日々を過ごしています。

そんな状況で今回ご紹介するリンク集は「国土地盤情報検索サイトKuniJiban」です!

このサイトは国土交通省、国立研究開発法人土木研究所および国立研究開発法人港湾空港技術研究所が共同で運営し、土木研究所が管理しています。国土交通省の道路・河川・港湾事業等の地質・土質調査成果であるボーリング柱状図や土質試験結果等の地盤情報を検索し閲覧することができます。

このサイトを紹介してくれた武藤委員のコメントです。

土木と言えば地盤情報に一番判断が困るのではないでしょうか?私たちは地盤の上にいますが、地盤の中のことまではよくわかりません。地盤が不均質に存在しているため、現場付近の地質・土質調査が不可欠でその調査結果なしでは工事ができません。仮設土留や場所打杭などで不測の事態に出くわすことも多々あると思います。その時は追加調査を実施しますが、参考資料としてこのサイトが大変役に立ちます。全国のボーリング柱状図や土質試験結果を確認することができるので、施工現場近くに調査結果がないか確認してみてはどうでしょうか?私自身すでにある調査結果では判断しづらい時などに確認させていただいています。ぜひともご活用ください。

このサイト上で公開されているボーリング柱状図は、その数約202,500本分。最も多いのは九州地方整備局の約36,000本です。河川や海岸付近のボーリングデータが多く公開されているようです。

自宅や実家近くの土質はどうなっているのか気になって調べてみましたが、田舎すぎるのか残念ながら載っていませんでした。
みなさんもぜひ業務に関する場所だけでなく、自宅や実家付近の地盤情報を調べてみてはいかがでしょうか。


教育小委員会では、若手技術者育成に役立つ簡潔な動画の作成や、既存のコンテンツの紹介などの活動し、広く公開する活動をしています。

引き続きよろしくお願いします!

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