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土木技術者が読んでおきたい書籍 ~委員によるビブリオバトル~ vol.6

土木技術者の皆さん、あけましておめでとうございます!
土木学会 教育小委員会の濱です。今年も一緒に勉強してまいりましょう。

土木技術者として読んでおきたい本を紹介します。ビブリオバトル、第6回目はこの本です!!

「建設業界 DX革命」

この本について土木学会 教育小委員会一番の勉強家(と私が思っている)井川委員のコメントです。

建設業でもCIMの活用などで、仕事の内容、方法が変わってきています。実際にCIMを活用した施工をしている人も多くなってきていると思います。
CIMの活用だけでなく、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)の技術を使用したことがある人もいると思います。
私もCIMの3DモデルをVRゴーグルで初めて見た時に、新しい技術にワクワクした記憶があります。

私も重機の操縦をVRゴーグルを用いたシミュレーターで経験したことがあります!

この書籍ではMR(複合現実)を利用した建設技術を開発した小柳建設のDXの取り組みにして紹介されています。私もMR技術を初めて使用した時には、VRゴーグル以上の衝撃を受けました。
IT技術は日々進化しています。
また、建設業界の技術もIT技術を活用して、DXの取り組みでアナログからデジタル化され、効率的になり生産性が向上していくと思います。
私が入社した頃にスマートフォンが発売され、現在は誰もがスマートフォンを使用する時代に変わりました。また、仕事でもスマートフォンやタブレット端末を使用する時代です。仕事で扱うデータもクラウドサービスを使用して、現場からも接続できる時代になりました。
CIM、VR、AR、MRなどの新技術も数年後には誰もが普通に使用できる一般化された技術になっていくのだろうと思います。土木技術者は土木の専門知識だけでなく、IT技術を利活用するための専門知識も必要になる時代になりました。
若い技術者にはDXなどを積極的に取り組むことを期待されていると思います。今後も土木だけでなくDXなどの新技術についても紹介していきたいと思っていますので、土木学会、教育小委員会のSNSなどを見てもえると嬉しいです。
この書籍では、新技術の研究開発について、DXの取り組みなどの実体験が紹介されています。土木技術、IT技術などに興味が在る方にオススメする1冊です。また、電子書籍もありますので、様々な端末で読むことが可能です。
私も引き続き建設業界のDXに関する情報収集、実務で活用をしていきたいと思います。

以下のリンクには著者インタビューと書籍の紹介が掲載されています。

以下のリンクには書籍に登場するholostructionが紹介されています。

私も、"かっこよく働く"という姿勢は常に見習いたいと思います。
建設業界で仕事をしていると、他の業界の動向になかなか気が付くことができません。ひょっとしたら、ものすごく前時代的な働き方をしているかもしれません。
「うちの会社ではできないから・・・」
「うちの部署は遅れているから・・・」
という言い訳をせずに、若い人たちにかっこいい建設業界の背中を見せ続けていきたいですね!
私もこちらの本、読んでみたいと思います!!

それでは次回もお楽しみに!

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