土木の魅力を伝える ~次世代に向けてイノベーションを起こす~(令和5年度土木学会全国大会 土木学会会長 田中茂義 基調講演)

土木は「文明社会の基礎を築く総合工学」であり、その扱う範囲は工学全般にとどまらず、社会経済や行政にまで及ぶものである。また、土木技術者は様々な分野で活躍し、市民の暮らしを支え、社会に貢献していると考えられる。しかし、残念ながら土木に対する世の中の評価や見方は、我々の期待とは異なるのが現状である。
本講演では、今年度の会長特別プロジェクトである「土木の魅力向上プロジェクト」の取組を紹介する。このプロジェクトにより、土木の魅力を広く社会に発信し、正しい理解を深めることで、様々な領域で活躍する土木技術者のステイタスアップを図るものである。また、土木の使命として、次世代に向けてイノベーションを起こすことの重要性について述べる。

■開催場所:広島国際会議場 フェニックスホール
■開催日時:2023年9月13日(水) 13時55分~14時40分

【土木の魅力向上特別委員会】
 https://committees.jsce.or.jp/2023_Presidential_Project/

国内有数の工学系団体である土木学会は、「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目指し、さまざまな活動を展開しています。 http://www.jsce.or.jp/