見出し画像

基調講演会・特別公演会・全体討論会

土木学会事務局です。

9月6日(月)~9月10日(金)に、令和3年度土木学会全国大会がオンラインで開催されます。9月8日(水)は、全体行事が開催されます。夕方からの国際ラウンドテーブルを除き、申込み不要・無料で視聴いただけます。

基調講演
これからの暮らし、経済とインフラのビッグ・ピクチャー~開かれた魅力溢れる土木学会を目指して~

第109代土木学会会長 谷口 博昭による基調講演です。
9月8日(水) 9:30〜10:20

少子高齢化・人口減少、グローバル化やIT,DXの進展、地球環境問題、エネルギー制約の大きな変化の時代です。開かれた魅力溢れる土木学会を目指して、変化に適応する暮らし、経済とそれを支えるインフラのビッグ・ピクチャー(全体俯瞰図)を策定したい。

視聴リンク先

特別講演会
持続的未来を確かにするグリーンインフラへの展開

造園家 涌井 史郎 氏による特別講演です。
9月8日(水) 10:50~11:50

恵沢けいたくと自然災害が背中合わせになっている我が国の国土は、気候変動に起因した災害の激甚化に晒されている。これまでの災害防御技術は、工学的知見を動員した営造物によるものであったが、ピークと常態の差が大きく、非連続性の線形を描く激甚化した災害圧力に対応するためには、自然を社会資本財と並べた資本財として位置づけ、自然生態系や地形地物を利活用した手法、つまりグリーンインフラの観点に目を向け、営造物による「緩和戦略」と組み合わされた「適応戦略」の技術を開発し、多重防御の手法を検討することの重要性が高まろうとしている。

視聴リンク先

特別講演会
災害派遣医療現場及び新型コロナ感染症の現状

東海大学医学部救命救急医学 梅澤 和夫 准教授による特別講演です。
9月8日(水) 13:00~14:00

日本で多発する自然災害に対して、発生直後に危機にさらされた人命をいかに守るか、多くの災害派遣の経験からその医療救護現場対応の最前線といまだ収束が見通せない新型コロナ感染症の現状とその制御についてお話しします。

全体討論会
新しい生活様式に対応し、市民と協働したインフラづくりに向けて

福田敦 日本大学教授をコーディネーターに、5名のパネリストでの討論会を開催いたします。
9月8日(水) 14:10~15:50

日本では、2020年の新型コロナウイルス感染症のまん延により、緊急事態宣言などで外出抑制を余儀なくされ、テレワークの拡大などの三密を避けた働き方、暮らし方が求められるようになった。まだ収束が見えない状況であるが、新型コロナウイルスは社会にどのような影響を及ぼしたのか、また、今後の社会に向けて、新しい生活様式を考慮し、市民といかに協働していけばいいのか、今後のインフラのビック・ピクチャーと社会に果たすべき役割を考えます。

お昼の時間には

9月8日のお昼の時間帯には、二つのコンテンツをお送りします。
いずれも申し込み不要・視聴無料でご覧いただけます。



国内有数の工学系団体である土木学会は、「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目指し、さまざまな活動を展開しています。 http://www.jsce.or.jp/