3.11東日本大震災復興リレーシンポジウム「震災復興10年の成果と課題を俯瞰する~今後の備えへの教訓~」(2020年7月4日開催)

2021年、東日本大震災発災から10年の節目を迎えます。土木学会では、この10年の復興を総括し、その成果や教訓を、地域復興がこれから本格化する福島、さらに南海トラフや首都直下の事前復興に向けて接続し、今後の社会と土木技術者のあり方を問うことを目的とする、連続リレーシンポジウムを企画しています。

第一回は2020年7月4日に仙台市で開催し、「震災復興10年の成果と課題を俯瞰する〜今後の備えへの教訓」と題し、今後の災害復興・復旧、事前復興に資する知見を得るため、震災復興10年の成果と課題を抽出する専門的な議論を行いました。2011年に土木学会総合調査団が報告書に提示した復興の三つの観点(生活、生業、安全)に基づいて今次復興を振り返り、人口減少期を迎えた日本の復興のありかたに資する教訓はなにか、俯瞰的に議論し総括しました。

https://committees.jsce.or.jp/2020_Presidential_Project01/02_sendai

国内有数の工学系団体である土木学会は、「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目指し、さまざまな活動を展開しています。 http://www.jsce.or.jp/