不確実な時代における土木の新たな挑戦 -技術でつながる「適散適集」な社会-土木学会誌2023年9月号 特集
毎月1日は弊会の会誌である「土木学会誌」の発行日です。
毎年9月号は、土木学会全国大会と関連したテーマを特集しています。
2023年9月号特集は 「不確実な時代における土木の新たな挑戦 -技術でつながる「適散適集」な社会-」。以下、特集目次をご案内します。
本特集では、以下の四つの視点から「適散適集社会」の在り方を捉えてみました。
視点1|不確実な未来に備える
視点2|分散を実現するための新たな技術
視点3|都市と自然の距離と機能を再構築する
視点4ネットワークにより|繋ぐ
中国地方に焦点を絞ってはおりますが、不確実な時代を支える土木技術の在り方を通じて、地方の活性化について考えるヒントが見つかりましたら。
特集-不確実な時代における土木の新たな挑戦 -技術でつながる「適散適集」な社会-目次
インタビュー|広島県が目指す「適散・適集社会」
ー仕事も暮らしも。里もまちも。それぞれの欲張りなライフスタイルの実現-
語り手|湯崎 英彦(広島県知事)
聞き手|藤原 章正(土木学会副会長)
視点1|いくつかの土砂災害から学んだこと
海堀 正博(広島大学 防災・減災研究センター長 特任教授)
視点1|次の災害に備える
新原 芳明(広島県 呉市長)
視点1|被災した場所で暮らし続ける選択
磯打 千雅子(香川大学 地域強靱化研究センター 特命准教授)
視点2|水インフラ施設におけるデジタル化
田中 聡((株)フソウ ソリューションデザイン事業部 技術開発部長)
視点2|中山間地域企業の建設テック革命
原田 英司((株)加藤組 土木課)
視点3|地域ブロックレベルの計画で目指す「適散適集」社会のかたち
渡邉 一成(福山市立大学 都市経営学部 学部長、教授)
インタビュー|視点3|ひろしまの未来を創るために
語り手|𠮷谷 勝美(広島市 都市整備局 スタジアム建設部長)
視点3|誇りを持って隠岐を語る
野邉 一寬((一社)隠岐ジオパーク推進機構 業務執行理事兼事務局長)
視点3|まちなかのスタジアムへのアクセス方法を考える
-ファジウォーカープロジェクトを通じて-
氏原 岳人(岡山大学学術研究院 環境生命自然科学学域 准教授)
視点4|若桜鉄道の活用による地域の活性化
野坂 明正
(鳥取県 輝く鳥取創造本部 中山間・地域振興局 交通政策課 課長)
視点4|中国地方における新たな時代を見据えた道路ネットワーク計画および整備
内田 豪士(国土交通省 中国地方整備局 道路部 道路計画課長)
視点4|広島都市圏における公共交通ネットワーク
-まちづくりとの連携とハブ機能向上-
山本 直人(西日本旅客鉄道(株)中国統括本部 広島支社 副支社長)
視点4|広島県における水道事業の統合と施設の最適化
谷口 淳(広島県 水道広域連合企業団 企画課長)
「不確実な時代における土木の新たな挑戦 -技術でつながる「適散適集」な社会-」をより深く理解するために
論説・オピニオン
土木学会誌では毎号、土木技術者はもとより多彩な方々の見解・見識を『論説・オピニオン』として掲載しています。
『論説・オピニオン』では、土木に関わる多様な考え・判断を紹介し、議論を重ねる契機とすることを目的に、社会に対する土木技術者の責務として、社会基盤整備のあり方・重要性、国際社会における我が国の貢献、地球環境・地域環境保全に対する土木技術者の役割、公共事業をめぐる社会問題など土木を取り巻く広範な問題をタイムリーに取り上げています。
2023年9月号掲載の論説・オピニオンは土木学会noteでも公開しています。
またAI音声による読み上げ配信もstand.fmで配信しています。
こちらもぜひ、ご一読・ご聴取ください。
土木学会誌からのご案内
アンケートへのご協力をお願いします
学会誌編集委員会では、特集・連載などのアイディアや誌面の改善事項を引き出すとともに、委員のモチベーションアップにつなげることを目的に、毎号アンケートを実施しております。
土木学会誌をお読みになりましたら、ぜひご回答くださいますようお願い申し上げます。
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土木学会誌編集委員会では、土木学会誌に掲載する記事の原稿を募集しています。投稿要綱はこちらです。
土木学会誌は一般の方でもご購入いただけます
土木学会誌は会員向けの機関誌ではありますが、一般の方でも入手頂くことは可能です。丸善出版さまで取扱っていただいております。全国の書店へ流通が可能となっておりますので、最寄りの書店様までご注文・お問い合わせください。なお部数には限りがありますので、品切れの際はご容赦ください。
発行後50年経過した学会誌は無料でご覧頂けます
発行後50年が経過した土木学会誌は、土木図書館のデジタルアーカイブスで公開しております。どなたでも無料でご覧頂けますので、ぜひご覧ください。
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「学会」というと大学の先生や専門の研究者の集まりのように思われがちですが、土木学会は専門家に限らず、土木工学や土木事業に関心がある方であればどなたでも入会可能です。この機会にぜひ入会をご検討ください。
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公益社団法人として、社会に寄与する技術、学術、文化、人の四輪が融合する場、それが「土木学会」です。現在、学生会員を含めた土木学会個人会員数は約39,000人。土木学会を通じ、さまざまな分野で活躍している会員と交流することができます。
土木学会では、土木の実務や研究に携わる方だけでなく、老若男女・洋の東西を問わず、土木に関心をお持ちのすべての方々の参加をお待ちしております。
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