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今からはじめるネイチャーポジティブ 土木学会誌2024年8月号特集

毎月1日は弊会の会誌である「土木学会誌」の発行日です。
2024年8月号特集は 「今からはじめるネイチャーポジティブ」。以下、特集目次をご案内します。

本特集が、今からネイチャーポジティブを始める方の助けになりましたら。


土木学会誌2024年8月号表紙(表紙写真:山崎エリナ)

今からはじめるネイチャーポジティブ 目次

この特集では、土木業界が環境問題に対処するためにネイチャーポジティブな取り組みをどのように推進できるかについて考察します。4 つの章で構成されています。(1)「概念と実施」では、ネイチャーポジティブな影響と実際の応用について説明します。(2)「政府の政策」では、ネイチャーポジティブなに関連する行政政策について詳しく説明します。(3)「技術革新」では、ネイチャーポジティブな成果を達成するために不可欠な技術を探ります。(4)「ケース スタディとコラボレーション」では、ネイチャーポジティブな取り組みを成功させるためのさまざまな分野の研究とコラボレーション戦略を紹介します。

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This special issue looks at how the civil engineering indus- try can promote Nature-Positive initiatives to address en- vironmental challenges. It comprises four chapters: (1) "Concepts and Implementation" discusses the impacts and practical applications of Nature Positive. (2) "Government Policies" elaborates on administrative policies related to Nature Positive. (3) "Technological Innovations" explores essential technologies for achieving Nature Positive out- comes. (4) "Case Studies and Collaboration" presents studies and collaboration strategies in different sectors to succeed in Nature Positive initiatives.

ABSTRACT -JSCE Magazine Vol.109 No.8 August 2024

座談会|ネイチャーポジティブは建設産業のビジネスチャンスだ

座談会メンバー|中村 圭吾(土木研究所 流域水環境研究グループ長)/山下 博美(立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部教授、名古屋大学大学院環境学研究科 客員教授)/平尾 美樹(東亜建設工業(株)技術研究開発センター ブルー・グリーンインフラ技術グループ 兼 環境相談室研究員、土木学会誌編集委員)
聞き手|松原 帆乃香(土木学会誌学生編集委員)

ネイチャーポジティブの実現と生物多様性国家戦略2023-2030

福井 俊介(環境省 自然環境計画課 生物多様性戦略推進室 生物多様性保全係長)

ネイチャーポジティブに向けた河川環境行政の取り組みの方向性

阿河 一穂(国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課)

※記事中で言及されている提言が掲載されたページはこちら

英国におけるネイチャーポジティブの取り組み

ダルトン・エリック・バルタザール(Fera Science Ltd., United Kingdom Natural Capital Researcher)

※記事中で言及されている「State of Nature」の報告書はこちら

環境のベースラインを明らかにする環境DNA技術

赤松 良久(山口大学 大学院創成科学研究科建設環境専攻 教授)

市民科学アプローチによる生物多様性モニタリング

藤木 庄五郎((株)バイオーム 代表取締役CEO)

※記事中で紹介されている生物調査アプリ「Biome」はこちら

地域の力を結集するSDGs事業創出プラットフォーム「鹿島モデル」

江島 美央(鹿島市役所 政策総務部ゼロカーボン推進室 室長補佐)

八ッ堀のしみず谷津-産学官民の連携・共創で目指すネイチャーポジティブ-

橋本 純(清水建設(株) 環境経営推進室 グリーンインフラ推進部 部長)

調の森SHI-RA-BEにおけるネイチャーポジティブ実現への取り組み

三輪 隆((株)竹中工務店 技術研究所)

都市公園におけるネイチャーポジティブの実践-八王子市長池公園の多様な取り組み-

小林 健人(八王子市 長池公園 園長、NPOフュージョン長池)

編集後記 自然と向き合う私たちの役割

参考となる図書・ウェブサイトの紹介

用語集


論説・オピニオン

土木学会誌では毎号、土木技術者はもとより多彩な方々の見解・見識を『論説・オピニオン』として掲載しています。
『論説・オピニオン』では、土木に関わる多様な考え・判断を紹介し、議論を重ねる契機とすることを目的に、社会に対する土木技術者の責務として、社会基盤整備のあり方・重要性、国際社会における我が国の貢献、地球環境・地域環境保全に対する土木技術者の役割、公共事業をめぐる社会問題など土木を取り巻く広範な問題をタイムリーに取り上げています。
2024年8月号掲載の論説・オピニオンは土木学会noteでも公開しています。

土木学会誌からのご案内

アンケートへのご協力をお願いします

学会誌編集委員会では、特集・連載などのアイディアや誌面の改善事項を引き出すとともに、委員のモチベーションアップにつなげることを目的に、毎号アンケートを実施しております。
土木学会誌をお読みになりましたら、ぜひご回答くださいますようお願い申し上げます。

投稿のご案内

土木学会誌編集委員会では、土木学会誌に掲載する記事の原稿を募集しています。投稿要綱はこちらです。

土木学会誌は一般の方でもご購入いただけます

土木学会誌は会員向けの機関誌ではありますが、一般の方でも入手可能です。丸善出版さまで取扱っていただいております。全国の書店へ流通が可能となっておりますので、最寄りの書店様までご注文・お問い合わせください。なお部数には限りがありますので、品切れの際はご容赦ください。

発行後50年経過した学会誌は無料でご覧頂けます

発行後50年が経過した土木学会誌は、土木図書館のデジタルアーカイブスで公開しております。どなたでも無料でご覧頂けますので、ぜひご覧ください。

土木学会誌関連SNS

土木学会誌関連の情報は、ホームページだけでなく各種SNSでも発信しています。こちらもぜひフォローください。

土木学会からのご案内

入会すれば全ての学会誌が

発行後50年未満の土木学会誌は、土木学会個人正会員(学生会員含む)の方であればWEB上ですべてご覧頂けます。
「学会」というと大学の先生や専門の研究者の集まりのように思われがちですが、土木学会は専門家に限らず、土木工学や土木事業に関心がある方であればどなたでも入会可能です。この機会にぜひ入会をご検討ください。

土木学会は、技術・学術・文化・人の融合の場です

公益社団法人として、社会に寄与する技術、学術、文化、人の四輪が融合する場、それが「土木学会」です。現在、学生会員を含めた土木学会個人会員数は約39,000人。土木学会を通じ、さまざまな分野で活躍している会員と交流することができます。
土木学会では、土木の実務や研究に携わる方だけでなく、老若男女・洋の東西を問わず、土木に関心をお持ちのすべての方々の参加をお待ちしております。

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個人会員の方、あるいは勤務先が法人会員で職場に学会誌が置いてあるという方、たまたま図書館で見かけたという方、土木学会をお読みになった感想をぜひnoteに投稿ください。土木学会公式noteで運営する「土木学会誌マガジン」に追加させていただきます。投稿の際には「#土木学会誌」「#土木学会誌感想文」のタグをつけていただければ幸いです。




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公益社団法人土木学会【公式note】
国内有数の工学系団体である土木学会は、「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目指し、さまざまな活動を展開しています。 http://www.jsce.or.jp/