371. (1/9)欅坂46とは一体何だったのか?2024 ~5年間で吹き荒れた最大瞬間風速~
※欅坂46について個人的に今まで感じてきたことを記していきます。あくまで個人が勝手に思っていることというのを強調しておきます。人それぞれ感じ方、楽しみ方が違う。それらを重々承知したうえで書いていきます。
・・・とまあ最初にこう注意事項を書いておかないと危ない。と思うのもこの数年間欅坂46を堀りに掘り下げてきたからか分かってきたものかもしれません。
①欅坂46っていったい何だったのだろうか?
この3年間、櫻坂46のリアルタイムを追いかけると共にいつも自分の脳内にこべり付いてきたことがある。
「欅坂46とは一体何だったのか?」
櫻坂46のパフォーマンスに注目し、とにかく心が躍り感動したことに間違いはない。
一日も忘れたことはなかったと言っていい。
ただそれと同じぐらい櫻坂46の裏には「欅坂46」が引っ付いていた。
櫻坂の技術、表現力というのは欅坂の時代から積み重ねてきた延長線上にある。
これは間違いない。
欅坂の時代にアイドルっぽくない世界観でぶち抜いてきたからこそ、今のかっこいいがうりの櫻坂の世界観があるのだ。
2020年1月23日
この日、本格的に自分は欅坂46に目を向けるようになった。
きっと最初から見てきていた人からするとあまり目にしたくない日付かもしれない。
が、私はこの日を境に欅坂に興味を持ち始めた。
それまでに乃木坂、日向坂とハマっていた。
バラエティ番組が面白い!という入りからだった。
すぐ隣の世界なので多少欅坂の情報は耳にしていたが、メンバーの名前どころかキャプテンの名前も知らず、本当に平手友梨奈という言葉ぐらいしか知らなかった。
(日向坂のメンバーを深く知るために欅のキセキをダウンロードしたぐらいだ)
何やら得体の知れない世界・・・
という印象があって目を避けていたというのが正しいかもしれない。
ぶっちゃけると怖かったというのが本音だ。
笑わずとにかく苦しそうな表情をする平手。
握手会での暴漢事件だったり、紅白歌合戦で体調不良になったり、ライブのステージから落下したりとそういう危なっかしい噂なども多く耳にしていた。
下手をすると精神的に追い込まれて鬱になったり、下手すると自殺とかしちゃうんじゃなかろうか・・・
そう見えるセンターに後ろからついていくこれまた苦しそうな他のメンバー。
一体この世界観というのはメンバー本人たちが希望して作り出している世界観なのか?
それとも運営、演出サイドが指示した世界観なのか?
このパフォーマンスから受け取れる彼女たちの表情は演技なのか?
それとも素の表情なのか?
演技なのであれば自然体の彼女たちは一体どんな性格なのだろうか?
当時全然知識のない自分は???マークが大量に頭に浮かび、良く分からない・・・という印象だった。
さらに素の表情や笑顔が多く出るはずの冠バラエティ番組の雰囲気がかなり暗い・・・そんな噂も聞いていた。
余計に?????マークが増えて分からないが連発。
それが結果怖い・・・に繋がっていった。
怖いと感じた最大の理由は、平手が苦しめば苦しむほど観客が盛り上がっているような雰囲気を傍から見て感じていたからだ。
なんだか反比例が起きているような状況でとても怖く感じた。
平手がいつぶっ壊れてもしかたないような状況に見えたからだ。
そんな印象を持ちながら迎えた2020年1月23日。
Twitterを開くと「平手友梨奈 脱退」という文字が見えた。
もちろん驚きだった。
絶対的エースがグループを辞めるのだから。
でも個人的にはもう一つどこか「安心した・・・」という感情が生まれていた。
自殺とかしないで良かった・・・
素直にそんな思いだった。
そしてその安心感の後一つの興味が生まれた。
「平手友梨奈って一体何者だったのだろうか?」
「欅坂46って一体本当のところどんな子たちなのだろうか?」
当時のファンには大変申し訳ないが「欅坂46の平手友梨奈」という歴史に終止符が打たれたことにより、私は平手友梨奈と欅坂46を直視できるようになったのだ。
それはいつぶっ壊れるか分からない怖さにも終止符が打たれたからだと思う。
その日の夜1stシングル「サイレントマジョリティー」から8thシングル「黒い羊」まで、とりあえずMVを順番に見たのを覚えている。
あー最初の方はアイドルっぽい楽曲もあったんだーとか。
途中からガラッとイメージが固定されたんだなーとか。
アイドルなのにこんなシリアスなMVを作るのか!とか。
色んな感想を抱いた。
そして同時に少し居心地の良さを感じた。
この雰囲気自分は好きだと。
こうして自分は欅坂46・櫻坂46の扉を開けることになった。
続く・・・
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