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391. 2024年6月を忘れたくない
①
なんだかんだnoteを書き始めて4年目に入り
最近は状況の変化で頻度が減ってきたが
気が付けばもうすぐ400回になる。
始めた当初は、いろいろトラブルに合って人生立て直しを強いられていた時期だった。
ラジオが好きで自分の思う事を存分に語れる場所というのを欲していた。
オードリー若林さんのエッセイを読むと
売れない時代にまるで誰もいない闇の中に放り投げるようにブログを書いていたという話が確かあった。
だれかにそれがぶつかるのか分からないけどとにかく放り投げていたみたいな話。
あの感覚というのがすごく共感出来て
なんとなくそうなったらいいなとかって思いつつ書いている。
2021年の時から櫻坂に対しての感情が溢れていて
ただの自己満でひたすらnoteを書きまくった。
だれがどう感じようがそれはどうでもいい。
自分が書きたいように書く。
というのを意識しながらやっていた。
(・・・とはいうものの多少は見てくれている側を意識していた)
あとから他の人のnoteをみてみると、会社の宣伝としてやっていたりフリーランスの仕事の入り口としてやっているひとがいたりと
noteってそんな格式高い場所なのかな・・・
とか思いつつも無料でやれるんだしそんなん人の勝手やろと思いながら、感情のアウトプットをひたすらやり続けてきた。
・時間が有り余っていた。
・自分の素直な感情を客観的に知りたいのでアウトプットする力を付けていきたい。
・内容はなんでもいいからとにかく継続していく、忍耐力を付けていきたい。
noteをやる真面目な後付け理由はこんなところだろうか。
②
6月は出かける機会が多かった。
1年に一度は来る「東京」のエモさ。
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自分のいる場所はいわゆる都会だがそれを数億倍で返して来る圧倒的さ。
毎度行く度になんだか分からないけどワクワクというかゾワゾワという感覚が生まれる。
今回は人との縁を感じたからこそ余計に幸福感が高かったのかもしれない。
学生時代をなにか鬱屈した状態で過ごしその後社会の現実を浴びた自分からすると、どこか「東京×学生」とか「東京×エンタメ」みたいなものに憧れがあるのかもしれない。
今になって無性になんであの頃もっと積極的に動かなかったんだ!
と後悔の念に駆られることもある。
20代後半になってから学生時代にはできなかった青春的なものをどこか追いかけているのかもな・・・と思う。
緊張しながらも好きな話を共有できた時間というのは本当に宝物になった。
③
社会人になったからこそ「非現実」感を味わうことがどれだけ大事な事かが分かる。
休日にいかにして自分の「心地良い」空間を作り出し、いかにストレス度を0に近づけるか。
自分にとってそれを一瞬にして作り上げてくれるのが「非日常」感。なのである。
まさに今の自分にとって一番の「非日常」が櫻坂本体であり、櫻坂に関連することだ。
東京ドームの1日のこと、久々に友達と会って楽しんだこと。
それらの幸福感を絞りに絞って「日常」を少しでも楽にしていきたい。
④
「日常」というのは凄まじいもんで
たった2,3日もすれば「日常」のつまらなさに覆われる。
視野は狭くなり、目の前がモノクロになるような話が外からいっぱい入ってくる。
自分の目で確かに観てすさまじく近くに感じたエンタメは、なんだかテレビの奥のとても遠い世界に見える。
他人のほうがなんだか自分より全然楽しそうに見えるし、こんな風に感じているのは自分しかいないんだろうか・・・と猛烈な孤独感に苛まれたりもする。
できるだけ記憶に残っている「非日常」のストックを削りながら、「日常」世界になんとか対抗していく。
そしてまた予想だにしなかった「非日常」に出会うまで、淡々とした「日常」を積み重ねていくしかないんだろうな・・・と。
どうかこの幸福感ができるだけ、1日でも長く続いてくれますように。
そしていち早く次なる心揺さぶられる「非現実」が来てくれますように。