10.欅坂46-平手友梨奈=?
欅坂はデビュー曲「サイレントマジョリティー」でいきなり人気が出ます。
底力をつけてきた乃木坂の初めての姉妹グループ、そしてアイドルらしくないクールなデビュー曲。
しかし快進撃の裏では、まだまだ未熟な欅坂メンバーの苦悩がありました。
2016年はがむしゃらに突き進み、アイドルとは何なのか?まだ彼女たちも分かっていませんでした。
その中で一人引っ張っていた平手友梨奈。他メンバーもそこに頼り切っている状態でした。
2017年には不協和音がリリース。4作連続でセンターになった平手。このころから少しづつ彼女の笑顔は減っていきます。
2017年夏のロッキンでのパフォーマンスに納得できなかった平手はアリーナツアーをついに欠席します。
他メンバーは平手がいない欅坂のパフォーマンスなんて考えられないと、一気にモチベーションが落ちていきます。
守屋さんがインタビューで答えていましたが、そのころは平手のバックダンサーでもいいというような意識を持っていた。むしろセンターは平手しか考えられないと思っていたとのことでした。
それはある意味突出したパフォーマンスが出来る平手に任せすぎていた状況を表していて、自分が代わりにセンターにと言えるメンバーがいないことを露呈していました。
その年の大晦日には志田さん、鈴本さんが倒れた紅白の事件があり平手が欅坂から少し離れるとメンバーに報告します。
小池さんはこの日欅坂は終わったと思い、翌日の元旦始発の新幹線で実家に戻ったそうです。
何か怯えているメンバーが集まったからこそ構築されてきた欅坂の世界観。一方でグループを前進させていく、向上させていくことに苦労していきました。日向坂とは違い、モチベーションを上げていくための器用さに乏しかったためどんどん不安定になっていってしまいました。
その結果2018年武道館3daysの出演取りやめ・・・
ひらがなけやきによる大成功・・・
小林さんが噓と真実で語っていました。メンバーの感じていることと自分が感じていることに差があるので、この場で話すことではないと思う。
「欅坂46-平手友梨奈=0」の考え方がメンバー内ではびこる中、ゆいぽんは平手が抜けたってほかのメンバーが実力でセンターになればいい。平手がいなくたって欅坂は欅坂だ!という気持ちが強かったからこそ出たコメントではないのだろうかと私は思いました。
どこかでこのコメントの真意が聞けたらと本気で思います。
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