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300. 桜月が発売して・・・


2023年2月15日

ついに櫻坂46 5thシングル「桜月」が発売されました。

櫻坂46というグループですが桜を強調した楽曲はあまりないな・・・と感じていたのですが、今回の楽曲達を効いて桜のイメージを感じるなと思う楽曲が多くありました。

強い」櫻坂というより「澄んでいる」櫻坂という印象を全体的に感じました。




そして初解禁の時から様々な感想が飛び交っている「無念」という新曲。


初解禁以降自分がこの曲に対して感じたことをなんとか言葉にできないだろうか?と何度も繰り返し聴いていました。

曲調は好きだけどどこか残るモヤモヤ・・・
この正体は一体何なのだろうか?


個人的に「無念」に対して感じたことを書こうかと思います。


①BACKSメンバーが歌っているという目線


無念」を聴いていると曲調や歌声はとても好きなのですが、歌詞がきついという印象を感じてしまいます。やはりBACKSのメンバーが歌っているという意識を感じてしまい、そこに感情移入しながら聴くとグサッとくるなと感じます。


②BACKSや櫻坂というフィルターを外した目線


次にBACKSメンバーが歌っているとか、櫻坂が歌っているという意識を除外して世の中に存在している一つの曲。
という立場で聞いた場合もしかしたら感じ方が変わるかなと思いました。

最初は究極的な応援ソングかな・・・と思っていましたが、聴けば聴くほど歌詞の残酷さが伝わってくる。残酷さを表現しながらもどこか救いがあるというのならメリバだな・・・と感じていたのですが、かなりバッドエンドに近いな・・・という思いを感じました。

「むねんー」のたった3音のメロディがとてもとても引きづるといった印象。

全く内情を知らなくて聴いたとしてもかなり酷な歌詞だな・・・と感じました。


③BACKSメンバーの印象とのズレ


櫻エイトとBACKS。
様々な意見が反響し続けています。

BACKSメンバーになると毎度フォーメーション発表で悔しい思いをするというのがあります。ただ現時点で曲を聴いただけの感想だとBACKSメンバーの気持ちが「無念」という歌詞に全て乗っかっていないような気がしています。

もちろん悔しい思いをメンバーが吐露していたり、頑張っても頑張っても上手くいかないという気持ちを表に出していてそれを知る瞬間も多々あるのですが、「無念」の歌詞ほど残酷に捉えているメンバーはいるのだろうか・・・と疑問に思ってしまいました。
それはメンバーの考え方が甘いとかそういうことではありません。

メンバー個々にしか持っていない持ち味があって、それをどう表現していくか。ひとりひとりが自分らしさを存分に出して活動していく・・・

他の選抜制度を取り入れているグループなら分かるのですが、櫻坂はこういったモチベーションで現在の形が作られていて良さが出ていると感じます。


そう考えると、単純に今のBACKSメンバーのモチベーションや取り組み方、考え方とこの歌詞には距離があって、「無念」の世界観に入り込めていないような感覚になります。


この曲をライブなどで聴くとまた印象は変化すると思うのですが、正直メンバーの気持ちや表現力次第なところも感じます。



櫻坂46の「無念
といううより
欅坂46の「無念
といったほうがピタッとハマるな・・・

と個人的には感じました。

ものすごい欅イズムを感じるな・・・と。

この先この楽曲の披露によってどう印象が自分の中で変わっていくか楽しみです。

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