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80. 究極の世界、それは永遠に続かない


櫻坂46 改名から一年。

ファンからすると欅坂時代のモヤモヤが未だどこかに残っているかもしれません。

かつて私自身の心に残る亡霊の一つとして
欅坂卒業生と現櫻坂一期生の関係について触れました。

欅坂ドキュメンタリー映画「僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46」では
卒業生に対するインタビュー及び平手友梨奈に対するインタビューもありませんでした。

そのためこのドキュメンタリー映画は欅坂のすべてが分かる!
というよりも
ライブ映像を楽しみ並行して櫻坂へと切り替えていった現メンバーの葛藤が分かる!という内容でした。
つまり卒業生がどういう気持ちで活動していたのかは分からずじまいといううこと。


はやく語ってほしい。真実を知りたい。
そう思う気持ち私の中にもあります。

ですがそう簡単に、そんな早く語れるものではないと思っています。
それは彼女たちの語る語らないの判断だけではなく
欅坂について語ることで現櫻坂メンバーに良くない影響を与える可能性があるためです。
一緒に活動していたということはかつて同じ空間で共に過ごしてきたといううこと。

2020年7月に「ぶちゃらけ事件」なんてありましたがまさにそれが典型例。あまりにも内情を開放するのが早過ぎた。

てちに関しても欅時代の話はまだか?まだか?と思う人も中にはいるかもしれませんが
まーだ無理だと思います。

少なくとも櫻坂一期生が皆卒業するまで欅坂の本当の真実を聞くのは
無理だと思うんです。

5年後?10年後?
いつになるかは分かりませんがそこまで待ち続けたいと思います。

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究極の世界、それは永遠には続かない。

欅坂46は瞬間最大風速がウリのグループだったと思います。
100%を出し続けられるよう頑張っていこう!
ではなく
壊れてもいいからこの一瞬に200%を出す!

ドキュメンタリー映画を観た時私はむしろよく5年も持ったな・・・と思いました。
いつ何時解散してもおかしくない状況で5年貫き、櫻坂に繋いだ。
それを考えると欅坂46を続けていくことは到底不可能だと思いました。

でもこういう短い期間に密度の濃いものを残すと未来へ深く刻み込まれ、何度も何度も思い出される存在になっていくと思うんです。
そこに実態はもうなかったとしても。

「美しさ」と「儚さ」という両側面。
「中毒性の高さ」と「とてつもない負担」
だからそう簡単に復活なんて言っちゃいけないものだと私は思います。


改名から1年経ち櫻坂の活躍が少しづつ加速してきたからこそ
欅時代のリアルな状況を忘れてしまい欅坂の復活を安易に考えることもあるかもしれません。
欅時代の記憶を早く語ってほしいと思うかもしれません。

でも辛抱強く待つことが大事じゃないでしょうか?
そんなすぐ手に入るようなものでは無いと思います。
究極的な存在ってそういうものだと思います。

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いつかまたどこかで一期生21人の「KEYAKI HOUSE」なんてあったら躊躇せず金払って観たい。

時間が経ったからこそ話せることそこで思いっきりぶちゃらけて欲しい。

土田さん、いつか思いっきり欅坂時代を語ってください!
グランジ遠山さん、仕事の関係でよく共演されているからこそ
一期生が欅坂を語れる場の橋渡しをいつかしていただけたら嬉しい!


その瞬間までじっと待つのみです。


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