【重要】クロマグロ遊漁の採捕(キープ)自粛のお願い

今年はクロマグロの資源回復の影響によるものか各地で大型魚が釣れている状況です。

今年度より水産庁による遊漁への管理も本格化し、月別数量やバックリミットという制度が新設されました。我々も積極的に行政と連携しクロマグロ釣りが少しでも長い期間、多くの人々に楽しんでもらえるよう取り組
みを進めているところです。
早くも国の留保枠から暫定的にクロマグロ遊漁に充てられる 40 トンの枠が埋まる可能性が高くなっています。

シーズン中、全国各地で一人でも多くの釣り人がマグロ釣りを楽しめるように、各地域の皆様には採捕の自粛をお願いできますと幸いです。

これまでとは予期しないエリアで大型魚が釣れるなどし、早くも国の留保枠から充てられている 40 トンという上限枠に到達しそうな勢いです。特に 6 月は月別枠の 10 トンに対して、8 トンの時点で水産庁は採捕禁止としましたが、報告にはタイムラグがあるため、10 トンを大幅に超過しました。7 月 6 日時点で 7 月 1 日から 5 日における採捕重量は 2.7 トンとなっています。

このことから、前月の超過の事例を鑑みれば、7月は5 トン程度に到達した段階で採捕禁止が通達される可能性が高いです。すると 8 月末まで再び採捕禁止となります。水産庁と何度も協議を行いましたが、これを防ぎ釣りを継続するためにはキャッチアンドリリースをして枠を消費しない、という選択肢以外ありません。

遊漁船事業者及び釣り人の皆様は、クロマグロ釣りにおける採捕(キープ)自粛へのご協力をお願い致します。また、協議会では来年度のクロマグロ遊漁規制に向けた政策提言の準備をしています。加盟されていない事業者様はぜひ加盟頂けますと幸いです。水産庁と月次の定例会議を実施するなど連携を強化して います。


今後のクロマグロ資源管理の推進において、キャッチアンドリリースを含めた数量(実績)報告が重要となってきます。そうしたデータを収集、集約して国に対して政策提言、要望を実施していきます。


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